ゼネラルモーターズ・ジャパンはこのほど、「キャデラックCTS」シリーズと「キャデラックSRXクロスオーバー」を改良して発売した。
今回の改良により、キャデラックCTSシリーズの3.0L / 3.6Lエンジンを搭載したセダン3モデル、ワゴン3モデル、クーペ1モデルと、キャデラックSRXクロスオーバーの2モデルは、平成23年度第4次補正予算案が可決・成立した際に、2011年12月20日から2013年1月31日までの新車新規登録を対象とする10万円のエコカー補助金対象予定車となる。
改良されたキャデラックCTSシリーズは、パワーユニットに可変バルブタイミング機構と直噴システムを備えた3.0Lもしくは3.6LのV6エンジンを搭載。新しい3.6L V6エンジンは、最高出力が従来型の229kW(311PS)から237kW(322PS)へパワーアップされ、設計の見直しや新素材の採用などによって重量が10kg近く軽量化されている。 また、キャデラック史上最強という415kW(564PS)の6.2L V8スーパー・チャージド・エンジンが、スーパースポーツモデルの「CTS-Vシリーズ」に搭載される。
CTSシリーズの価格は、セダンが490万円~639万円、ワゴンが515万円~664万円、クーペが666万円。CTS-Vシリーズの価格は、セダンが872万円~957万円、クーペが899万円~984万円。
キャデラックSRXクロスオーバーの改良モデルは、ステアリングヒーターの新採用、ドアロック解除スイッチの追加、ボディカラー新色(キセノンブルー)の追加が行われている。3.0L直噴V6エンジン、電子制御LSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)付フルタイムAWDシステムを搭載。価格は、549万円~599万円。