伊予鉄道(愛媛県)の創立125周年を記念したウェブサイトが4日、オープンした。今春より記念事業を展開し、「いよてつ125周年記念電車」の運行も予定している。

伊予鉄道は松山市内を中心に、郊外電車や市内電車を運行している

同社の創立は1887(明治20)年9月14日で、翌年には、松山(現・松山市)~三津間で狭軌の軽便鉄道による営業を開始した。民営鉄道としては、日本で2番目に古い歴史を持つ。

創立125周年を迎えるにあたり、同社従業員からの募集・投票をもとに、伊予鉄道を表す漢字として、「道」を選出。キャッチフレーズを、「道は、みらいへ」とし、これをデザインしたシンボルマークが記念サイトにも掲げられた。創業時からの事業である鉄道を中心に、創立125周年記念事業を今春より1年間にわたって展開していくいう。

「いよてつ125周年記念電車」は4月から登場予定で、郊外電車の3路線(高浜線、横河原線、郡中線)で運転される。車体側面のオレンジの帯を「道」に見立て、電車・バス沿線の風景や、同社のCSR推進キーワード「ひと」「まち」「環境」をシルエットで表現。各扉に、「お」「か」「げ」「さ」「ま」「で」「1」「2」「5」と1文字ずつ配置したデザインになる予定だ(変更の場合あり)。