ソニー損害保険は24日、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する人を対象に実施した「2011年 カーライフ実態調査(後編)」の結果を発表した。

同調査は、10月25日~28日の期間にインターネット上で行われ、18歳~59歳の男女3,000名から有効回答を得た。

まず、自分が運転をしている際の自動車事故の経験があるか尋ねたところ、68.8%が「経験がある」と回答。その比率は男性が74.6%、女性が63.0%だった。

車を運転していて、危うく起こしそうになった事故を複数回答で質問すると、1位は「追突事故」で33.3%、2位は「自転車との事故」で33.0%、3位は「居眠り運転による事故」で29.5%となった。

「今までに、危うく起こしそうになった事故」グラフ

今までに経験したことがある車のトラブルを複数回答で聞くと、1位は「バッテリー上がり」で54.5%、2位は「タイヤのパンク」で47.9%、3位は「キー閉じ込み」で31.5%との結果に。この1年間で経験した車のトラブルについては、「バッテリー上がり」が最も多く12.5%、次が「タイヤのパンク」で10.4%だった。なお、「この1年間で経験したことのあるカートラブルはない」人は70.6%で、ドライバーの約3割がこの1年間で何らかのトラブルに遭っていることが判明した。

続いて、車のトラブルを経験したことがある2,316人に、どのように対処したかを複数回答で尋ねると、1位は「ロードサービス会社に連絡をした」で39.6%、2位は「家族・知人を呼んだ」で29.8%、3位は「ガソリンスタンドに行った」で24.1%となった。

全回答者に対して、実施しているエコドライブを複数回答で質問すると、1位は「発進時に緩やかにアクセルを踏む」で68.0%、2位は「早めにアクセルを離し、エンジンブレーキを使う」で57.7%、3位は「加減速の少ない運転をする」56.7%と、アクセルワークに関する項目が上位を占めた。詳細を見ると、特に「エアコンの使用を控える」について、女性の50.8%が実施しており、これは前回調査より11.4ポイントも増えたという。

現在加入している保険を選んだ理由を複数回答で聞くと、最も多かったのは「家族・友人が加入していた」で35.7%、次いで29.0%の「保険料が安かった」、19.1%の「知り合いが代理店をしている」が続いた。