"男のひとり暮らし"を続ける筆者は、今年の夏、冬物衣類の収納スペースの節約も兼ねて、「せんたく便 保管パック」を利用した。
ひとり暮らしの"収納スタイル"変える「せんたく便 保管パック」を体験した
その模様は今年6月、本誌レポートでも紹介した。あれから早4カ月。次第に秋が深まり、そろそろ冬物衣類が必要かも……、と思ったまさにそのタイミングで、保管パックで出した衣類30点が自宅へ戻ってきた。
集荷から4カ月。納期を忘れてもメールでお知らせ
「せんたく便 保管パック」についてあらためて紹介すると、全国無料宅配クリーニングサービス「せんたく便」が提供するサービスのひとつ。サイト内の専用フォームから注文でき、衣類は30点まで詰め放題だ。
集荷された衣類は、「せんたく便」を運営するヨシハラの工場(滋賀県彦根市)に集められ、きれいにクリーニングされる。その後、プラズマクラスターイオン発生機を設置した部屋で、最大9カ月間保管できる。
ちなみに、専用フォームから注文する際、あらかじめ納期も決めておくのだが、筆者は夏の間にすっかり納期を忘れてしまっていた……。
でも、そこはご心配なく。衣類が届く数日前、あらかじめ登録しておいたメールアドレスに、「せんたく便保管パック 発送のお知らせ」という件名のメールが届いた。「お届け日」と「お届け場所」が明記された内容だった。
メールに書かれてあった「お届け日」の午前中に、クロネコヤマトの担当者が自宅へやって来た。そして衣類30点を詰めたダンボール箱を2箱渡し、その場で今回の代金(1万1,929円)を支払った。
クリーニングも申し分なし。戻ってきたその日から着られる
狭い6畳間にダンボール箱2箱を重ねると、けっこうな大きさ。しかし箱を開けてみれば、その理由は一目瞭然だった。衣類にシワができにくいように、ハンガーにかけた状態で箱に入れられているのだ。
1点ずつていねいにラッピングされているのもうれしい。実店舗も持つヨシハラが運営するサービスだけに、クリーニングの仕上がりも申し分なし。雨のせいで汚れが染み付いた黒のパンツも、戻ってきたら汚れは消えていた。
スーツやコート、厚手のジャケットもきちんとクリーニングされ、ふんわりとした肌触りで着心地も良さそう。これから本格的な冬へと向かう季節だけに、冬物衣類を着るのがますます楽しみになってきた。
衣類を詰めたダンボール箱の中には、次回以降に使える「せんたく便保管パックキット」も一緒に入っていた。これを利用し、保管パックを再び注文するとリピート割引が適用され、料金が700円引きになる。
「せんたく便」は現在、夏物衣類を対象に保管パックの注文を受け付けており、期間は12月31日まで。返却は2012年3月1日~5月31日となっている。
オフシーズンで不要になった衣類の収納スペースを節約でき、かつクリーニングも行き届いていて、戻ってきたその日から快適に着られる「せんたく便 保管パック」。冬物衣類でその効果を実感した筆者は、近いうちに夏物衣類も保管パックに出す予定だ。夏物衣類をまとめてクリーニングしたい人、夏物衣類の収納に困っている人がいたら、一度利用してみてはいかがだろうか。