本田技研工業は27日、ハイブリッド車「インサイト」をマイナーチェンジするとともに、1.5Lエンジン搭載モデル「インサイト エクスクルーシブ」を追加して、11月11日に発売すると発表した。
インサイトは、新デザインのフロントバンパーやリアバンパーを採用したほか、リアシート形状などを見直して後席居住性の向上と後方視界の改善を実現。フリクション低減技術などによって改良された「1.3L i-VTEC+IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」を搭載し、燃費性能をJC08モード走行燃料消費率27.2km/L、10・15モード走行燃料消費率31.0km/Lに向上している。
そのほか、乗り心地を向上するためにサスペンション特性が見直され、安定した走りに貢献するVSA(車両挙動安定化制御システム)を標準装備。タイプ「G」と「L」のグレードがあり、価格はGが193万円、Lが213万円。
インサイト エクスクルーシブは、LEDアクセサリーランプ内蔵フロントグリルや専用フロントバンパーなどの専用エクステリア、木目調パネルや、高輝度シルバーパネルを備えたインテリアなどの採用によって上質感を演出。エンジンは、CR-Zに採用している1.5Lエンジンを専用チューニングした「1.5L i-VTEC+IMA」を搭載し、JC08モード走行燃料消費率23.2km/L、10・15モード走行燃料消費率26.5km/Lの燃費性能と気持ちの良い走りを実現したとのこと。
また、ステアリングのスイッチ操作で7速のシフトチェンジが行えるパドルシフトの標準装備、吸音・遮音材の追加などによる高い静粛性といったの特徴がある。タイプ「XG」「XL」「XLインターナビセレクト」の3グレードがあり、価格はXGが208万円、XLが225万円、XLインターナビセレクトが256万円。