史上もっとも稼いだ女性映画監督は? - 全世界で6億5千万ドルの新記録

米DreamWorks Animationは6日(米国時間)、『カンフー・パンダ2』が全世界で6億5千万ドルの興行収入を記録したと発表した。これにより同作の監督を務めたジェニファー・ユー・ネルソンが史上もっとも稼いだ女性映画監督となった。

「世界中のファンが『カンフー・パンダ2』のストーリーやキャラクターたちを愛してくれて本当に嬉しく思います。アニメ映画は膨大なマンパワーなくして作れません。私は心からの感謝と喜びを共に働くアーティストたちと分かち合いたいと思います」とネルソンはコメントした。

ネルソンは過去、HBO Animationで監督、脚本、キャラクターデザインを担当。DreamWorks Animation入社後は『カンフー・パンダ』『マダガスカル』のストーリー構成に参加し、『カンフー・パンダ2』でDreamWorks Animationにおける監督デビューを果たした。

ちなみに今回首位を明け渡し2位となった女性監督は6億980万ドルを稼ぎ出した『マンマ・ミーア!』のフィリダ・ロイド。こちらも監督デビュー作での快挙だった。