トヨタ、次期「レクサス GS350」をワールドプレミアとして発表

トヨタ自動車はこのほど、米国カリフォルニア州で開催された『ペブルビーチ・コンクール・デレガンス』にて、「レクサス GS350」をワールドプレミアとして発表した。日本での発売は、2012年初頭を予定している。

今回発表されたのは、今後のレクサス車の方向性を象徴するクルマとして開発された次期GS350(米国仕様)。GSの語源「Grand Touring Sedan」としての基本要件である"大人4人が高速で快適に長時間移動できる空間"を実現。また、基本性能の飛躍的進化と先進技術の採用によって、レクサスブランドの提供価値という"所有する喜び"、"操る楽しさ"、"感性に響くラグジュアリー性"を昇華・凝縮させたモデルになっているという。

エンジンは、クラス世界最高レベルという3.5LV6エンジン「2GR-FSE」を搭載し、走る・曲がる・止まるという走りの基本性能を飛躍的に進化させる新開発のサスペンションを採用。ドライバーの嗜好や様々なシーンに応じるため、「ECO」「SPORT S」「SPORT S+」のドライブモードセレクトが利用できるとのこと。

なお、ハイブリッド車、スポーツバージョン「F SPORT」についても、順次詳細を発表していく予定としている。

GS350(米国仕様)主要諸元

全長	4,850mm
全幅	1,840mm
全高	1,455mm
ホイールベース	2,850mm
エンジンタイプ	3.5L V型6気筒エンジン
エンジン最高出力	228(306)kW[hp]/6,400rpm
エンジン最大トルク	375(277)N・m[lb・ft]/4,800rpm
トランスミッション	6 Super ECT
駆動方式	2WD(FR)・AWD