福岡市営地下鉄七隈線の延伸計画が本格化 - キャナルシティ経由で博多駅へ

福岡市交通局は19日、「福岡市地下鉄七隈線延伸促進期成会」の設立を発表した。福岡市とも協力し、官民一体で七隈線延伸の早期実現を目指す。

福岡市西区の橋本駅から、同市中心部の天神南駅を結ぶ七隈線。現在、天神南駅よりキャナルシティ博多付近を経由し、博多駅を結ぶ延伸ルートの早期実現に向けた取り組みが行われている。

「福岡市地下鉄七隈線延伸促進期成会」は、地元経済界や沿線大学、沿線地域代表者などを中心に、今月11日に設立された。設立総会では福岡市の高島宗一郎市長へ、七隈線延伸の早期開業に向けた要望書も提出された。高島市長も、「一丸となって1日も早く全線開通できるように、これから手と手を携えて頑張っていきましょう」とコメントしている。

今後は天神南～博多間延伸の早期実現に向け、国など関係機関への要望活動のほか、福岡市と共催でシンポジウムも開催する予定とのこと。