クレディセゾンは6日、WEB媒体を通じたネット保険事業を強化すると発表した。まず7日から、ライフネット生命保険と提携し、セゾン・UCカード会員2,830万人向けに、ライフネット生命が提供する生命保険商品をクレディセゾンのホームページトップ画面を活用して販売する。

クレディセゾンのホームページトップ画面

また、今回の提携に合わせて、2011年1月から販売を開始している通販型自動車保険「おとなの自動車保険」(セゾン自動車火災)についても、WEB販売強化商品としてライフネット生命と同様の手法により販売を強化する。

具体的には、7月7日からクレディセゾンホームページ上に「クレディセゾン目利き委員会」を開設し、「業界でイノベーションを起こして生み出した価値を顧客にメリットとして還元している企業や商品を紹介する」(クレディセゾン)。

同社ホームページのトップ画面をはじめ、570万人のネット会員向けe-DM、毎月郵送の利用代金明細書(月間約1,000万通)など、「あらゆる会員コンタクトチャネルから同サイトへの誘導を行う」(同社)。同サイトの第一弾商品として掲載する「ライフネット生命の保険商品」及び「おとなの自動車保険」については、年間3万件(両商品合算)の新規契約を目指す。

ライフネット生命及び「おとなの自動車保険」を軸としてネット保険事業を強化することについて、クレディセゾンでは、「経営理念である『サービス先端企業』という顧客へのメリットを最優先した革新の創造へのこだわりが背景にある」とし、「保険業界での革新を積極的に創造している両社との提携により、さらなる顧客満足度の向上とメインカード化を図っていく」としている。