スバル、軽乗用車「ステラ」をフルモデルチェンジ

富士重工業は、軽自動車「ステラ(STELLA)」をフルモデルチェンジし、5月24日より発売する。価格は113万3000円から152万1000円。同モデルはダイハツ工業よりOEM供給を受けて発売される。

ボディは伸びやかに流れるワンモーションフォルムが特徴。フロントバンパー開口部からボディサイドまでキャラクターラインを連続させ、躍動感あるエクステリアデザインとした。"快適×スタイリッシュ"のステラと、"スポーティ×プレミアム"の「ステラ カスタム」の2シリーズが用意され、ステラは横方向に広がりを持たせたワイドなフロントデザイン、ステラカスタムは逆台形のエアロバンパーや丸型4灯式ヘッドランプなどで躍動感のあるデザインとした。

インテリアは、高さを抑え、左右へ広がりを持たせたインストルメントパネルにより、開放的な運転席を実現。メーターはインストルメントパネル中央に配した。ステラはアイボリー基調、ステラカスタムはブラック基調の内装とした。メーターはステラが大型1眼メーター、ステラ カスタムが2眼のルミネセントメーターを採用した。

環境性能については、アイドリングストップ機能を採用し、ガソリン車トップクラスの低燃費27.0km/L(10・15モード燃費)を実現(一部モデル)。全車がエコカー減税に適合した。そのほか「Info-ecoランプ」などエコドライブを促す機能も装備している。

安全性や走行性能については、全車にフロントスタビライザーを標準装備し、操縦安定性と乗り心地の向上を図った。全車に運転席シートリフター、チルトステアリング、フロントシートベルトショルダーアジャスターを標準装備した。また、細いフロントピラーは広い視界の確保に貢献している。

コンパクトなボディに広い室内空間や豊富な収納機能を装備。室内は2,075mm(室内長)×1,350mm(室内幅)×1,280mm(室内高)を確保した。リヤシートは前後240mmのスライドが可能で、カーゴスペース側からもリヤシートが操作できる。カーゴスペースには深底のラゲッジアンダーボックスを装備した。