「朝活」をしている人も、していない人も、仕事の能率を上げること、疲労を蓄積させないことには関心があることだろう。解決法のひとつとして、短い昼寝がすすめられているが、「正しい」昼寝・仮眠を提案しているのが「GOOD SLEEP SALON NAPIA」だ。

KIZUカイロプラティックANNEXは日本橋1-3-13東京建物日本橋ビルの2階にある

「NAPIA」はカイロプラティックの治療院に併設されている。名称は英語の「nap(昼寝)」から

これは、1992年に東京日本橋で開業されたKIZUカイロプラティックが、2003年にKIZUカイロプラティックANNEXを本院の近くに新設したときにスタートした施設。場所柄、治療院の9割の客がデスクワーカーで、腰痛、肩こり、頭痛、耳鳴り、めまいなどを訴えて来院する患者が多数いたが、慢性的な症状が見られる人の共通点は、睡眠不足や寝つきの悪さだということがわかった。

そこで脳とからだを休ませる仮眠を提供する施設として「NAPIA」がつくられた。20分から30分の仮眠を取れば、脳はストレスから解放され、自律神経も調節されるという。「NAPIA」は会員登録制で、利用料は40分1,000円(料金システムの詳細はHP参照)。仮眠の習慣がない人も、慣れればうまく寝付けるようになる。

ベッドルームは個室で、照明、温度、ベッドやまくらなど、仮眠に最適な環境が用意されている。男性が7割程度とのことだが、女性専用ルームやVIPルームもある。本格的な仮眠・昼寝施設は全国的に見ても珍しいだろう。会社で無理な姿勢のまま仮眠を取るのであれば、専門の施設「NAPIA」に足を運んでみてはいかが。

個室は7部屋用意されている。実際はもっと明かりが暗く設定されている

個室のひとつ。首のカーブを正常に保つ「博士まくら」、着替え用ズボン、アイピロー、ヘッドホンCDなどが用意されている

セルフサービスのコーヒーもある。仮眠前に飲むと、よりすっきりと目覚めることができるという