来店型保険ショップ「ほけんの窓口」を運営するライフプラザホールディングスは12日、シングルマザー・シングルファザーの自立支援策の取り組みとして、2011年4月1日から、新規に入社するライフパートナー(LP、店頭営業職)を対象に「単親支援手当(通称 : シングルマザー・ファザー手当)」を導入したと発表した。

現在、同社では、600人を超えるライフパートナーが全国の店舗に在籍しているが、この中にも、シングルマザー・シングルファザー(ひとり親)で、トップ営業マンとして活躍している人が少なくないという。

同社によると、「これは自らの家庭環境から、保険の必要性に対する想いや保険提案に対する使命感がより強く、結婚や子育ての経験が顧客の人生に本当に役立つ保険を顧客の目線で提案できることにつながっている」。

こうした点を踏まえ同社は、ひとり親のライフパートナーがより一層活躍できる環境を創出するため、「シングルマザー・ファザー手当」制度を導入することにした。

同制度では、シングルマザー・シングルファザーに対し、扶養する子1人につき、月額10,000円を支給(入社月より12カ月間)する。

従来、「家族手当」として単親にかかわらず、扶養する子1人につき月額10,000円を支給していたが、上記制度導入後、単親の人は「家族手当」「単親支援手当」あわせ、扶養する子1人につき月額20,000円が支給される(家族手当の支給期間は入社月より6カ月だったが、4月以降12カ月間に延長)。

また、同社では入社者に対しての充実した教育研修体制を整えているといい、入社1年後には大幅な昇給も充分可能な制度となっていることから、「支給期間を12カ月間とした」。

ライフプラザホールディングスでは、「今後も社会の活力を向上すべく、安心して子供を産み育てられるよう、子育て支援を積極的に進めるとともに、企業の活動維持、生産性の維持・向上を目指し、子育てを行いながら働くライフパートナーが家庭との両立がでるよう職場環境の向上に取り組んでいく」としている。