吉本新喜劇座長で、音楽とお笑いを融合させたイベント『KOYABU SONIC』を主催する小籔千豊が19日、昨年の同イベントで集めた募金を大阪府福祉基金に寄付し、大阪府公館で感謝状を贈呈された。
『KOYABU SONIC』募金の寄付により感謝状を贈呈された小籔千豊(中央) 拡大画像を見る |
緊張の面持ちで会場に現れた小籔は、大阪府副支部長の井出之上優氏に「大阪の福祉に役立てて欲しい」と募金総額38万4,631円を寄付。「イベントに参加してくれたお客さん、アーティストや芸人のみなさんが善意で募金してくれたもの。僕だけが感謝状を受けるのは申し訳ない気持ちですが、代表していただいてるという気持ちです」と感謝状を受け取った。
また、今年で4回目となる『KOYABU SONIC 2011』を5月に大阪市此花区・舞洲の野外イベント会場で開催することも発表。過去3回は夏に行っていたが、「夏はたくさんフェスがあって、お客さんにとってはお財布やスケジュールの調整が大変だと聞いたので、それならほかのフェスと競合せず、野外でも快適な春にやろうということになった」と今年は5月開催に。期日は未定だが、ゴールデンウィーク明けの土日で2日間の開催を予定しているという。
昨年はYO-KINGや斉藤和義、チャントモンチーらが初出演し、吉本芸人との共演で約7000人の観客を沸かせた『KOYABU SONIC』。小籔は「YO-KINGさんにはたむらけんじさんと一緒に"チャ~"のギャグをやってもらっったんですが、のちにYO-KINGさんにお会いしたら『"チャ~"をやったことでいろんなスポーツ新聞に載ったので本当によかった。スポーツ新聞に載ることなんて滅多にないから』とホンマに喜んでくれてました(笑)」とほほえましい後日談を披露し、笑わせていた。
今年の『KOYABU SONIC』もビッグアーティストや人気芸人の出演を予定。昨年に引き続き会場で募金を募るという。小籔は「すごいアーティストと芸人を見て盛り上がった後、ちょっといいことをして、いい気持ちで帰っていただければと。大阪を元気にしたいという僕の気持ちに賛同してもらえたら、ぜひ協力してほしいですね」と募金を呼びかけていた。