トヨタ自動車は、コンパクトクラスの新しいハイブリッド車「レクサス CT200h」を1月12日より発売する。価格は355万円から430万円。

レクサス CT200h version L

CT200hは、スポーティな5ドアハッチバックボディに、ハイブリッドシステムを搭載したモデル。エコカー減税に適合しており、自動車取得税と自動車重量税が免税となる。10・15モード燃費は32.0~34.0km/L。

パワーユニットは、最高出力73kwの1.8L(リッター)アトキンソンサイクル ガソリンエンジンと、同60kwの電気モーターによるハイブリッド。前輪を駆動する。排気熱で冷却水を温めて暖機時間を短縮する排気熱再循環システム、新湿度センサーによりガラスが曇らない範囲で内気循環の比率を増やすシステム、バイオPETを使った新エコプラスチックの内装表皮などを採用している。

ハッチバックスタイルのボディは、アンダーフロア全体、フロントスプリングサポート周辺、リヤサスペンションタワー周辺、ドア開口部を中心に高剛性化を図ると同時に、車体の左右を連結するパフォーマンスダンパーを装着。俊敏な操舵性と上質な乗り心地を実現した。エンジンフード、バックドアをアルミ素材にすることなどで軽量化を図った。車両重量は1,380~1,400kg。また、サスペンションに専用チューニングを施し、高性能タイヤを採用した、よりスポーティーな「F SPORT」バージョンも用意される。

低めのヒップポイントなどで、スポーティなドライビングポジションを実現。シートはホールド性に優れたものとした。ステアリングから手を離すことなくシフト操作が可能なパドルシフトを採用。ドライブモードは「NORMAL」、「ECO」、「SPORT」の3つから選択できる。

ラゲージルームは、小型のハイブリッドバッテリーを低い位置に搭載することで375L(VDA法)を確保。6:4分割可倒式のリヤシートを倒せば奥行きは1,500mmを超え、960Lのラゲージルームを創出する。

エクステリアは、低重心で凝縮感のある佇まいとし、低い車高、リヤショルダー部やタイヤの張り出し感の強調、サイドウィンドウを短く見せる視覚的効果などにより、スポーティなデザインとした。インテリアは、ディスプレイゾーン(視認系)とオペレーションゾーン(操作系)を分離することで、機能的なレイアウトとし、空間の広がりとタイトなコクピット感覚を両立させた。

ボディカラーとインテリアカラーは、自由に組み合わせられる。ボディカラーは、新しいフレアイエローマイカメタリック、ファイアーアゲートマイカメタリックをはじめ、全9色を設定。インテリアカラーには、ファブリック表皮6色、本革表皮4色、オーナメントパネル4種類が用意される。

CT200h F SPORT ※エクシードブルーメタリック

CT200h version C ※フレアイエローマイカメタリック

CT200h version L ※ホワイトパールクリスタルシャイン

CT200h version L ※ブラック

CT200h version C ※アイボリー/ファブリック

CT200h F SPORT ※ブルー&ブラック/ファブリック

パドルシフト付き本革ステアリング

ドライブモードセレクトスイッチ

上:NORMAL/ECO/EVモード、下:SPORTモード

ラゲージルーム

F SPORT専用アルミホイール&215/45R17タイヤ

竹炭スピーカー