京王百貨店はこのほど、新宿店で開催する「第46回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」の概要を発表した。開催期間は2011年1月13日~25日。営業時間は10:00~20:00。ただし19日と25日は17時に閉場となる。46都道府県の約200種類の駅弁が集結するという。

「日光埋蔵金弁当」(157,500円) ニジマスとシャリとの間に生湯葉をはさんだ鱒寿司、北海道産たらばがにのかにちらし、とちぎ和牛A5ランクのステーキ、キャビアなど豪華素材を満載

「大串惣次郎作 特別販売有田焼カレー」(10,000円) 30種以上のスパイスと、有田産の玉ねぎ、仕込み肉として佐賀牛を使って1週間煮込んだという大人気の「有田焼カレー」を、有田焼作家、大串惣次郎氏の器で提供する駅弁大会サイト限定バージョン

「極み 匠の技 松阪牛物語」(4,200円)証明書付きの高級松阪牛を使用。脂がとろけるロース肉がたっぷり

「岡山祭ずし」(2,800円)キュッとしめた「ままかり酢漬け」、海老の煮付け、椎茸煮、穴子煮、「も貝(赤貝)」など。約3人前サイズ

「伊勢海老弁当(デラックス)」(3,000円)独特の甘味がある伊豆産の伊勢海老、サザエのスライス、つぼ焼、サザエの煮汁で炊いたご飯などの組み合わせ

前回の大会で好評だった「豪華駅弁」のWebサイト予約限定販売を今年も実施する。今年は日光彫りの器入り「日光埋蔵金弁当」(157,500円/15日渡し限定3個/東武日光線東武日光駅)と有田焼の匠大串惣次郎作の器入り「有田焼カレー(ビーフ入り)」(10,000円/14~16日と21~23日限定5個/佐世保線有田駅)が新登場。昨年に引き続き「極み 匠の技 松阪牛物語(加熱式)」(4,200円/14~16日と21~23日限定30個/紀勢本線松阪駅)、「岡山祭ずし」(2,800円/14~16日と21~23日限定30個/山陽本線岡山駅)、「伊勢海老弁当(デラックス)」(3,000円/14~16日と21~23日限定30個/伊豆急行伊豆急下田駅)もラインアップする。なお、14~16日引き渡し分の予約は終了し、21~23日の引き渡し分については12日まで受け付けるとのこと(詳細は下記オフィシャルサイト参照)。

「浜焼きホタテ海鮮ひつまぶし」(1,100円)

E5系はやぶさ弁当(1,150円)

九州新幹線 さくら辨當(べんとう)」(1,150円)

特集の駅弁対決シリーズは今年で18回目。今回は「祝全線開業 新幹線特集 新作駅弁対決」と題し、新青森駅と熊本駅の新作の記念駅弁を集めた。 新青森駅の「浜焼きホタテ海鮮ひつまぶし」(1,100円/各日800個予定)と熊本駅の「鮎屋の極薦(ごくせん)」(1,100円//各日900個予定)の実演販売コーナーを置き、付近の通路には、各地の新幹線停車駅で販売される駅弁の実演を集めるとのこと。

「浜焼きホタテ海鮮ひつまぶし」(1,100円/各日800個予定)は、茶飯の上に陸奥湾でとれた大ぶりのホタテ、味付きの「めかぶ」をのせ、国産のイクラ醤油漬と大葉を散りばめた。そのまま食べたあとは付属の潮汁をかけて、2通りの食べ方を楽しめるという。

「鮎屋の極薦(ごくせん)」(1,100円//各日900個予定)は、球磨川でとれた焼鮎から取ったダシ汁で炊いたごはんの上に鮎の甘露煮をのせた駅弁「鮎屋三代」と、熊本地鶏「天草大王」のガラスープで炊いたかしわめしの上に、蒸した塩ダレ味の胸肉と、笹がけゴボウときざみ肉の炒り煮をのせた「天草大王地鶏飯」のコラボレーション駅弁とのこと。

地域の活性化に取り組む女将さんたちを応援する「女将さん奮戦記」特集は「前沢牛ローストビーフ 肉巻にぎり寿司」(1,250円/各日600食予定/東北本線一ノ関駅)と、「城崎のかにずし」(1,120円/各日600食予定/山陰本線城崎温泉駅)が登場。

「頑張れ! ローカル線」特集は天竜浜名湖鉄道で、天竜二俣駅の「さくらどんこ弁当」(1,000円/各日500食予定)が登場する。

「町おこし特集」は東北新幹線七戸十和田駅で、馬肉を使った駅弁の「桜弁当」(1,000円)や特産品のリンゴジュース、にんにく製品、七戸発祥とされる長芋、マメ科に属する珍しい芋のアピオス(ホドイモ)なども合わせて販売。

「ご当地グルメ駅弁特集」は東海道新幹線三河安城駅「大えびふらい弁当」(1,100円)、山陽新幹線新山口駅「ふく寿司」(840円)を用意。

「武将特集」では、奥羽本線米沢駅の「牛肉どまんなか」(1,100円)を、原哲夫氏の人気漫画「花の慶次-雲のかなたに-」のイラスト入り掛け紙で販売する。また、織田信長など数々の武将を輩出した名古屋の駅弁を集めるという。