ドットコモディティはこのほど、三菱商事フューチャーズ(MCF)との間で、MCFのネット商品取引事業を承継することについて合意し、事業譲渡契約を締結したと発表した。
今後は、監督官庁の認可を得た後、10月29日に事業譲渡による口座移管を実施する予定。これに伴い、MCFの商品先物取引システム『サイバーコモディティー』利用者が所有する「建玉」と「預り証拠金」を含めた口座は、10月31日(予定)から自動的にドットコモディティの取引システム『Fomula』に移管され、そのまま取引を継続することが可能となる。
なお、現在MCF顧客が使用中のユーザーID、パスワードに関しては、引継ぎが困難なため、移管後にドットコモディティから新ユーザーIDとパスワードが案内される。
MCFからの新顧客に対する特別手数料の適用とキャンペーンも実施。移管日から12月31日までの2カ月間は、現在のMCFにおける手数料体系(V割含む)を、そのまま特別手数料体系として適用する。また、金ミニ・白金ミニ銘柄については、MCFより割安なドットコモディティの手数料体系(片道1枚あたり105円)を、11月1日から適用する。
さらに、コモディティ情報サイト「rigoo(リグー)」(30日間の利用料:1万9,800円)を、12月31日までの2ヶ月間無料で閲覧できる無料パス提供キャンペーンも実施する。キャンペーン詳細は後日発表を予定している。