【FXテクニカル】ドル円
昨日は、今回のドルショートカバーがどこまで進むかを探ってみたが、83.60レベルを起点に上昇基調のトレンドチャンネルが形成され、目先のポイントである84円ミドルレベルは完全に上抜けている。
今日はネクストポイント、85.00が心理的なレジスタンスラインとして意識されるか、この点が重要な上値の焦点になってくるだろう。
ピボットでみると、R1が見事に85.00に重なる水準に位置している。また、フィボナッチもかぶせてみると直近高安の50.00%レベルも85.00レベルにある。これら要因を考えるなら、ここで今回のショートカバーがひとまず一巡する可能性が高いか。
ここで下落し、トレンドチャンネルをも下抜ければ、86.60ブレイクが再び視野に入る可能性が出てくる。
一方、反落してもチャンネルを維持するなら、85.00トライがしばらく続く可能性を探る必要が出てくるため、ストキャスティックスやRSIといったオシレーター系の指標を参考に、84円後半でのリスクトレンドを探るのが重要になってくるだろう。