メルセデス・ベンツ日本は7月23日、高級大型乗用車「マイバッハ」(Maybach)の仕様・装備を一新するとともに、後部座席のルーフをソフトトップとしたオープンリムジン「マイバッハ ランドレー」を追加し、オーダー受付を開始した。価格は4850万円から1億4200万円。納車は2011年春ごろから開始される予定。
マイバッハは、1920年代から1930年代にかけて隆盛を誇った高級車「Maybach(マイバッハ)」の伝統を受け継ぎ、ダイムラー社の最高峰ブランドとして2002年に復活したモデル。「マイバッハ 57」「マイバッハ 62」は、全世界で累計2600台以上、日本においても150台以上が販売された。
マイバッハ ランドレーは、ロングボディモデルの「マイバッハ 62 S」をベースに、後部座席のルーフを大きく開閉可能なソフトトップとした贅沢なオープンモデル。ソフトトップは遮音性、耐侯性の高い多重構造を採用し、クローズ時には通常のルーフと同等の快適性を実現している。開閉動作はすべて室内から操作でき、オープン時に折りたたまれたソフトトップは専用のレザーカバー内に収納される。またオープン時には、70km/h以上になるとルーフ開放部前方のウインドディフレクターが自動的に立ち上がり、車内への風の巻き込みを防ぐ。