フォルクスワーゲン、ポロに1.2L TSIエンジン搭載 - エコカー減税にも対応

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトカーの「ポロ」に、1.2LリッターTSIエンジンを採用すると同時に、新たに上級グレードを追加して6月4日より販売する。価格は213万円(TSIコンフォートライン)と242万円(TSIハイライン)。

5世代目となる現行「ポロ」は、昨年10月に登場した、日本で販売されるフォルクスワーゲン車としてはもっともコンパクトなモデル。今回、1.2L(リッター)TSIシングルチャージャーエンジンを採用し、7速DSG(デュアルクラッチ)トランスミッションと合わせることで、フォルクスワーゲン車として過去最高となる20.0km/L(10・15モード)の低燃費を実現した。エコカー減税にも適合している(75%の減税)。

今回搭載された1.2L TSIエンジンは「ゴルフ TSIトレンドライン」に搭載されたエンジンと同型式のもの。最高出力(77kW)や最大トルク(175Nm)も変わらない。しかし軽量なポロのボディに搭載されることで、ゴルフを大きく上まわる燃費を可能にした(ゴルフ TSIトレンドライン:17.0km/L)。動力性能も高く、0-100km/h加速は9.7秒。

今回発売されるのは、スタンダードモデルの「TSIコンフォートライン(Comfortline)」と上級グレードの「TSIハイライン(Highline)」。ハイラインは15インチのアルミホイールやフロントフォグランプ、フルオートエアコン、フロントスポーツシート、レザーステアリング、センターアームレスト、車両後部の障害物を検知するパークディスタンスコントロール(リヤ)などを採用している。