CDジャケットにAR(Augmented Reality / 拡張現実)技術を採用したEP『爆弾の作り方』(6月9日発売)で、ロックバンド・amazarashiがソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズよりメジャー・ビューすることが19日に明らかになった。

『爆弾の作り方』(税込み・1,529円)。詩集&AR付きブックレット封入

ARとは、コンピュータを用いて現実環境に、バーチャルな物体等を電子情報として合成し、提示する技術(または、その環境そのもの)のこと。同製品では、封入されているブックレットに印刷されているバーコードをWebカメラで撮影すると、撮影画像に同バンドのマスコットキャラクターのてるてる坊主が合成された映像を楽しむことが出来る。同社によれば「CDジャケットにAR技術が採用されるのは、日本では初の試み」という。

amazarashiは青森在住の秋田ひろむを中心としたバンド。Myspace内のオフィシャルサイトでは、CD発売を先行して、収録曲『夏を待っていました』のPVフル視聴と、『夏を待っていました』、『無題』、『爆弾の作り方』の3曲の着うた配信が開始されている。

ブックレットのバーコード上に、マスコットキャラクターのてるてる坊主が現れる。ブックレットを傾けたり回転させたり、撮影の角度を変えると、キャラクターの撮影角度も変わる

ARのデモ動画

amazarashi『爆弾の作り方』収録曲

1 夏を待っていました 4 夏、消息不明
2 無題 5 隅田川
3 爆弾の作り方 6 カルマ