トヨタ自動車は4月26日、「カローラ アクシオ」と「カローラ フィールダー」を一部改良するとともに、フィールダーの特別仕様車「S "202"」を発売した。価格は139万5000円から244万円。

カローラ アクシオ LUXEL "αエディション"

カローラ フィールダー X "Gエディション"

今回の改良では、1.5L(リッター)・2WD車のエンジンやトランスミッション(CVT)制御の最適化などにより、燃費を従来型比で1.4km/L向上させた20.0km/Lに向上(10・15モード)。これらにより、エコカー減税の減免率を75%とした(従来は50%減免)。

1.8L車は、全車に新世代動弁機構「バルブマチック」を搭載したエンジンを採用し、「Super CVT-i」と組み合わせた。1.8L・2WD車は燃費が18.6km/L(10・15モード)に、1.8L・4WD車は燃費を15.6km/Lとした。どちらもエコカー減税は50%の減免となる。そのほか、1.8L全車に、ステアリングオーディオスイッチを装備し、操作性を向上させた。

カローラフィールダーの特別仕様車「S "202"」は、1.8Lエンジンの「S」をベースに、「S "AEROTOURER"」の装備に加え、昨年10月に発売して好評を博している1.5Lの「X "202"」同様、黒を基調とした内外装を採用した。

また、カローラ アクシオやカローラフィールダーをベースとした福祉車両の「ウェルキャブ」についても、ベース車と同様の改良を施している。