ホンダのブースでは市販車の展示を中心に、レース車輌RC212Vなどが参考出品されていた。今回の主役はニューモデルの「CB1100」と「VFR1200F」で、ブース内にはさまざまなバリエーションの両モデルが並んで置かれ、注目を浴びていた。
ニューモデルのCB1100とVFR1200F
発売直後となる「CB1100 Type I」は、メッシュシートカバーやメーターバイザーなどのカスタマイズパーツが装着された車輌が展示されていた。750cc並みの車格でコンパクトにまとまっており 、展示車両にまたがる人が耐えないほどの人気だった。また、6月4日に発売される低ハンドル位置の「CB1100 Type II」も壇上にお目見えした。
水冷V型4気筒の大型ツアラーVFR1200Fは、パールサンビームホワイトとキャンディープロミネンスレッドのカラーバリエーションが2つ並ぶ。リアボックスなどのアクセサリーが装備され、まさにツアラーらしいスタイルに仕上がっていた。
モンキーやアクセサリーなど、多彩な出品
「CB400 SUPER FOUR」は、3色のボディーカラーと2色のホイールカラーの組み合わせで自分だけのカラーリングが可能なカラーオーダープランが話題だが、グラファイトブラック×キャンディーグローリーレッドの限定カラーが今回展示されていた。
ほかにも「スーパーカブ110」、アメリカンスタイルの「VT750S」、125ccのスクーター「PCX」など注目の市販車が並ぶ。なかでも昨年フルモデルチェンジしてインジェクション化されたレジャーバイク「モンキー」は親子連れに大人気で、小さな子供がモンキーにまたがり、それを写真に撮って楽しんでいる様子だった。
アクセサリーでは、5月27日発売予定の二輪車専用GPSナビゲーション「Gathers Mナビゲーション G3」が展示されていた。VFR1200F&CB1100専用で、左グリップから手を離さず操作可能なコントローラーや、ヘルメットに貼って購入後すぐに音声案内を聞けるミニスピーカーが標準装備となる。実際にCB1100に取り付けた展示もされており、使い勝手はよさそうだった。
ホンダブースの隣にあるホンダドリームでは、無限テクニカルショップのCB1100カスタマイズコンセプトキットを装着した車輌が展示されていた。フルエキゾーストシステムやビキニカウル、ショートフェンダーやアルミ製パーツ、シートなど9点のセットで、150セット限定販売となる。