ホンダのブースでは市販車の展示を中心に、レース車輌RC212Vなどが参考出品されていた。今回の主役はニューモデルの「CB1100」と「VFR1200F」で、ブース内にはさまざまなバリエーションの両モデルが並んで置かれ、注目を浴びていた。

ホンダブースにて

ニューモデルのCB1100とVFR1200F

発売直後となる「CB1100 Type I」は、メッシュシートカバーやメーターバイザーなどのカスタマイズパーツが装着された車輌が展示されていた。750cc並みの車格でコンパクトにまとまっており 、展示車両にまたがる人が耐えないほどの人気だった。また、6月4日に発売される低ハンドル位置の「CB1100 Type II」も壇上にお目見えした。

水冷V型4気筒の大型ツアラーVFR1200Fは、パールサンビームホワイトとキャンディープロミネンスレッドのカラーバリエーションが2つ並ぶ。リアボックスなどのアクセサリーが装備され、まさにツアラーらしいスタイルに仕上がっていた。

市販車を中心に、ニューモデルを展示するホンダブース

6月4日に発売される「CB1100 Type II」

展示モデルのブレーキはコンバインドABS仕様

空冷エンジンならでのフィンが美しいエンジン

発売されたばかりのVFR1200Fは、シリーズ6代目となる

レース車輌RC212V(2008)にもまたがることができる

普段見ることがないマシンを間近で感じられるのも魅力

カスタムパーツが装着されたCB1100も展示されていた

タンクバッグなど、ツーリングを意識したアイテムも装備

トップボックスやパニアケースなど装備が充実したVFR1200F

合計で90リットル近い容量を搭載でき、ツーリングも快適

スポーツ・スクリーンなどのアクセサリーを装着したVFR1200F

モンキーやアクセサリーなど、多彩な出品

「CB400 SUPER FOUR」は、3色のボディーカラーと2色のホイールカラーの組み合わせで自分だけのカラーリングが可能なカラーオーダープランが話題だが、グラファイトブラック×キャンディーグローリーレッドの限定カラーが今回展示されていた。

ほかにも「スーパーカブ110」、アメリカンスタイルの「VT750S」、125ccのスクーター「PCX」など注目の市販車が並ぶ。なかでも昨年フルモデルチェンジしてインジェクション化されたレジャーバイク「モンキー」は親子連れに大人気で、小さな子供がモンキーにまたがり、それを写真に撮って楽しんでいる様子だった。

アクセサリーでは、5月27日発売予定の二輪車専用GPSナビゲーション「Gathers Mナビゲーション G3」が展示されていた。VFR1200F&CB1100専用で、左グリップから手を離さず操作可能なコントローラーや、ヘルメットに貼って購入後すぐに音声案内を聞けるミニスピーカーが標準装備となる。実際にCB1100に取り付けた展示もされており、使い勝手はよさそうだった。

ホンダブースの隣にあるホンダドリームでは、無限テクニカルショップのCB1100カスタマイズコンセプトキットを装着した車輌が展示されていた。フルエキゾーストシステムやビキニカウル、ショートフェンダーやアルミ製パーツ、シートなど9点のセットで、150セット限定販売となる。

赤と黒のコントラストが映える限定カラーの「CB400 SUPER FOUR」

扱いやすく、根強い人気を誇る「VTR STYLE II」

スーパースポーツモデルのフラッグシップ「CBR1000RR」

水冷Vツインの大型クルーザー「VT1300CX」

電子制御7速のホンダSマチックEvoを搭載した「フェイズ TYPE-S」

「スーパーカブ110」は、新色コルチナホワイトの車体を展示

アイドリング・ストップ・システムが搭載された「PCX」

ボディ全体にブラック塗装を施した「シャドウ ファントム」

コンパクトな「VT750S」はフロント19インチ、リア16インチホイール

フルモデルチェンジして昨年発売されたインジェクションの「モンキー」

「Gathers Mナビゲーション G3」はCB1100に搭載されて展示

ホンダドリームは、カスタムパーツをふんだんに使ったCB1100を展示

クラシカルなデザインのビキニカウルやショートフェンダー

ステンレス製ツインメガホン形状のフルエキゾーストシステム

スエード超高級人工皮革アルカンターラと牛革のシート