フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、同社最量販モデルの「ゴルフ」に、新たにエントリーグレードとして「ゴルフ TSI トレンドライン(Golf TSI Trendline)」を追加し、4月9日より販売を開始する。価格は257万円。同モデルはエコカー減税に適合しており、自動車取得税と自動車重量税が75%減免となる。
ゴルフ TSI トレンドラインは、同社が推進するダウンサイジングコンセプトの最新作である1.2L(リッター)TSIエンジンを搭載。7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせ、低燃費と優れた走行性能を両立させた。燃費は国内に導入されたゴルフとして過去最高となる17.0km/L(10・15モード)を実現しつつ、最大トルクは175Nm(1,550~4,100rpm)と、1.8L自然吸気エンジンに相当するトルクを発揮している。
日本の排ガス規制に適応したエンジンコントロールユニットを新開発し、低排出ガス車(4つ星)に対応するとともに平成22年度燃費基準+25%を達成。「ゴルフTSIコンフォートライン」「ゴルフ ヴァリアントTSIトレンドライン」に続く、フォルクスワーゲン3番目のエコカー減税適応モデルとなった。また、ゴルフのエントリーモデルとしての位置づけながら、ニーエアバッグを含む9エアバッグ、ドライバー・ステアリング・リコメンデーション付きのESPなど、高い安全装備を標準で搭載している。