シマノは、右ハンドルのベイトキャスティングリール「スコーピオンXT 1000」を発売した。また左ハンドルの「スコーピオンXT 1001」も4月に発売を予定している。価格はいずれも2万5,000円(税別)。
同製品は、軽量&コンパクトボディで軽量ルアーに対応するベイトキャスティングリール「スコーピオン 1000」にエクストラチューン(XT)を施したモデル。スプールは、従来モデルよりも径が1mm小さい32mmとしたほか、SVS(可変遠心力ブレーキ)ユニットの軽量化や、エッジを0.3mmまで削り込むなどのチューンを施して、低慣性化を実現したマグナムライトスプールを採用。低慣性化したことで、軽量ルアーをキャストした際の立ち上がりが敏感になるほか、バックラッシュなどのトラブルも激減するとのこと。
ボディサイズも、従来モデルより6.7mm低くなっており、手のひらでリールを包み込んでホールドする"パーミング性能"も向上。40gの軽量化も行われ、長時間の使用に対する疲れやストレスを最小限にとどめるという。
両モデルともにギア比は6.4で、ハンドル1回転につき64cmのラインを巻き取る。糸巻き量は、ナイロン3号で100m、4号で80m、5号で65m。ベアリングは錆に強くて塩ガミも減少する「S A-RB」を6つと、ローラーベアリング1つを搭載。自重は190g。