京都に息づくエコ精神を紹介する教養バラエティー『~MOTTAINAIは京に学べ~京都びっくり幕末ツアー』(読売テレビ・日本テレビ系 1月30日 10:30~放送)のロケが11日、京都市内で行われた。

左から、大沢あかね、柳沢慎吾、渡辺真理、南原清隆、カンニング竹山、ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)

同番組では、MC役の南原清隆と渡辺真理が京都のさまざまなスポットを巡り、歴史上の人物に扮したブラックマヨネーズ、柳沢慎吾、カンニング竹山、大沢あかねとともに、古来より伝わる京都人のエコの知恵を紹介。着物や食材などを徹底した再利用で最後まで使い尽くす"始末"の精神や、実はエコな発想から考案されたお菓子だったという京都名物「八つ橋」の秘密などから、現代にも役立つエコの工夫を学んでいく。

南原は「京都のエコは賢いと思いました。100年前に建てた蔵がそのまま使えたりする。建材にいい一枚板を使うのはそのときは贅沢なことかもしれないけど、長い目で見て大事に使っていくっていう考え方なんですよね」と、渡辺も「1つの物を大事に使い回すことが習慣になって、代々伝わっている。そんな何代もあとに残るような使い回しを私もやってみたいです」と京都流エコに刺激を受けたよう。大沢は「私も主婦なので、食材を無駄にしてはいけないと勉強になりました」と語り、「私は野菜の皮を捨てないで冷凍しておいて、挽肉と一緒に鍋で煮て、そこからダシを取ってスープを作ります。すごくおいしくて夫も喜んでくれますよ」と夫・劇団ひとりとの結婚生活で実践中のエコ術を披露していた。

また、地元・京都出身のブラックマヨネーズは新選組の志士に扮して出演。吉田は「僕は土方歳三の役。朝からスタッフに『今日は"つちかたさいぞう"の役です』と言われていきなりテンション下げられましたが……それを消化するまでにちょっと時間がかかりました(笑)」といかにも吉田らしい? ボヤキを交えて感想を。一方の小杉は「僕は近藤勇役というので故郷に錦を飾る気持ちでロケに来たら、扮装しているみんなはでカツラを被ってるのに、僕だけ用意されてなくて地毛で勝負という…(笑)。こんな仕打ちがあっていいのか! と。でも、カツラを被ると"出シロ"がなくなりそうで、そのジレンマでまた毛が抜けそうでした」とハゲキャラの複雑な心情を吐露。しかし、南原から「小杉くんはシャンプーが(使う量が少ないので)エコだよね」と頭髪をイジられると、「思いもよらずエコになってますね……。自然にそうなっているナチュラルエコです!」とノリノリで答え、キャラを遺憾なく発揮して笑わせていた。