ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週間運用成績(12月21日~12月25日)のランキングを発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、25の先物対応システムと14のFX対応システムを販売している。先物・FX双方のシステムについて、それぞれ、「週次ランキング」「月次ランキング」「年次ランキング」を公開している。

今回同社が発表した週次(12月21日~12月25日)の運用成績ランキングでは、安定的な相場展開の影響のせいか、多くの売買システムで動きが鈍くなっており、売買回数が極端に減少している。特にFX取引用売買システムにその傾向が表れており、ランキングの対象となるシステム14個のうち、6個のシステムで"売買なし"という結果となった。

一方、先物取引用売買システムの運用成績ランキングでは、West Village Investmentの売買システムがトップ3を独占。このうち、第2位にランクインした100%ロジック(売買ルール)開示型の売買システム「STC Nikkei Daytrader」は、条件設定を厳しくし、エントリー回数を絞った"ミドルリスク・ミドルリターン"のシステムとなっている。

ひまわり証券は同システムについて、「ボラティリティ指標を使った売買ルールは、シンプルかつ100%開示型のシステムとして、取引の参考にしたり、売買システムに取り入れたりと、カスタマイズして活用できるとして注目されている」と説明している。

運用成績 先物週次ランキング(12月21日~12月25日)

運用成績 FX週次ランキング(12月21日~12月25日)

その他のシステムの成績および過去の実績データは同社Webサイトで確認できる。