インヴァスト証券は2日、取引所FX「くりっく365」用の新システムとして、リッチクライアント型トレードツールの提供を開始した。リッチクライアント型システムの提供は、「くりっく365」では同社が初となるとのこと。

くりっく365「リッチクライアント版トレードツール」

同システムでは操作性と、発注から約定までのスピードを重視。2クリック注文や全決済注文といった機能や、チャート画面から発注が出来る機能などを搭載しており、スピーディーに発注が行えるとしている。また、移動平均線やRSIなど、50種類以上のテクニカル指標を装備したプロ仕様となっており、「チャート分析に幅が出ます」(同社)。そのほか、レートや注文画面以外にもチャートやニュース、口座状況といった複数の画面が同時に表示でき、自分のトレードスタイルに合わせてレイアウトをカスタマイズすることも可能となっている。ダウンロードについては、ブラウザ版ログイン後の取引画面に「リッチクライアント ダウンロード」ボタンが用意されている。

なお、同社では従来のブラウザ版トレードツールも、今回のリリースにあわせて刷新。発注前に損益を試算できるシミュレーション機能を搭載し、リスク管理機能が強化されたほか、操作性も向上し、マウス操作で取引が出来るようになったとのこと。また、サーバー増強やネットワークインフラの拡張も行い、従来比3倍以上の処理能力を実現したといい、「店頭FXと同じような、快適で使いやすい取引環境になりました」(同社)。