ファッション誌『ヴォーグ』日本版(コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン刊)が創刊10周年を記念し、今年最も活躍した女性に贈る「ヴォーグ・ニッポン ウィメン・オブ・ザ・イヤー&ディケード2009」を発表。26日、都内で授賞式が行われ、蒼井優、上戸彩、仲間由紀恵、宮沢りえらが出席した。

左から、富永愛、蒼井優、仲間由紀恵、大竹しのぶ、草間彌生、宮沢りえ、上戸彩、本谷有希子、杉山愛

世界各国で発行され、影響力のある雑誌から表彰されるということで、「ウィメン・オブ・ザ・イヤー2009」に選ばれた上戸は「『ヴォーグ』に出られるとは思ってもいなかったのでうれしい」、仲間は「日本の女性が憧れる雑誌の賞をいただけて、ありがとうございました」、蒼井は「何で私なのかと、不思議な気持ちです」とそれぞれが喜びを語った。ほか、同賞では劇作家の本谷有希子が受賞した。

また、10年間輝き続けている女性に贈られる「ウィメン・オブ・ザ・ディケード2009」には宮沢りえ、モデルの富永愛、元・プロテニスプレイヤーの杉山愛、女優の大竹しのぶ、前衛芸術家の草間彌生、音楽家のオノ・ヨーコが受賞。宮沢は「こちらはアダルト部門ですよね(笑)」と笑わせつつ、「今年36歳になりますが、まだまだ成長したいという気持ちを持ち続けていきたい」と意欲を語った。10年前に同誌の表紙を飾った経験がある富永は「10年はあっという間でした。試練もあったけれど、『ヴォーグ』さんに支えられ、皆さんのおかげでここまでやってこられたと思います」と感慨深げだった。