フォルクスワーゲングループジャパンは、コンパクトカー「ポロ」をフルモデルチェンジし、デュアルクラッチ7速「DSG」を搭載して、10月31日より発売する。価格は203万円。発売されるのは右ハンドルモデルのみ。

新型ポロ

ポロは、「ゴルフ」より一回り小さなフォルクスワーゲンのエントリーモデル。今回発売される新型「ポロ」は、5世代目となる。新型ポロは、「1.4コンフォートライン」単一グレードとして設定。1.4リッター自然吸気エンジンは、インジェクターやECUの変更等を行い、従来型より最高出力で4kW(5PS)アップした63kW(85PS)の最高出力を発生。またエンジンに最適化された乾式デュアルクラッチの7速DSGと、軽量ボディを組み合わせることにより過去最高の17.0km/L(10・15モード)を実現した。これにより新型ポロは、エコカー購入補助金制度の対象車となり、車齢13年超の経年車の廃車を伴う買い替えでは、25万円の補助金を受ける事ができる。

また、ローギヤードの7速DSGが組み合わされた結果、動力性能も0-100km/h加速で従来型の14.3秒から、11.9秒(ドイツ計測値)へと高め、15インチタイヤや、40mm拡大されたトレッドにより、コンパクトなボディをきびきびと走らせることができるという。

エクステリアデザインは、無駄な装飾を排したシンプルなフロントフェイス、エッジの立ったキャラクターラインを採用した。ボディは全長で80mm、全幅で20mm拡大することで、居住性の改善や安全性を向上しつつ5ナンバーサイズのコンパクトなボディに抑えられている。

安全面では、横滑り防止装置「ESP」をはじめ、ブレーキアシストや6エアバッグ、フォースリミッター付シートベルトテンショナー(運転席/助手席)、むち打ち低減ヘッドレストなどを標準装備。また、前面衝突や側面衝突時における室内へのボディの侵入量を大幅に抑制する超高張力鋼板をA、Bピラー、ルーフフレーム、バルクヘッド下部のクロスメンバー等に採用した。また、同鋼板の採用によりボディの軽量化も同時に実現し、ホワイトボディで7.5%の軽量化が図られ、動力性能や燃費性能の向上にも貢献しているという。

フロントビュー

サイドビュー

リヤビュー

インテリア

インストメントパネル

ファブリックシート

7速DSG(R)シフトノブ

1.4Lエンジン

サスペンションイメージイラスト

ボディ剛性 イメージイラスト

フォースリミッター付 シートベルトテンショナー ※運転席/助手席

エアバッグイメージイラスト

むち打ち低減ヘッドレスト ※運転席/助手席

エマージェンシー ストップシグナル

ラゲージルーム

シートアレンジ

グローブボックス(エアコン送風口付)

マルチファンクション インジケーター

RCD 310

オーディオ外部入力端子