11月下旬公開予定の映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の主題歌を、リリー・フランキー率いるバンド「TOKYO MOOD PUNKS」が担当することが決定した。

曲のタイトルは「ストロベリー」(tearbridge records)。10月28日に楽曲配信スタート、11月11日にはCD発売が予定されている。

TOKYO MOOD PUNKS (C) 2008 photo by Masayoshi Sukita

今回の決定について、リリー・フランキー、佐藤祐市監督からコメントが届いた。

TOKYO MOOD PUNKS リリー・フランキー (Elvis Woodstock)

「台本読ませて頂きました。現代の歪曲した現実に対して、とても意味のあるストーリーだと思いました。この曲は、ちょうど今回のお話を頂いた頃、ほぼ同時に作っていた曲で、詩の内容も、自分が感じる今の社会・会社が、若者や弱者を抑圧していること、彼らがその現実をあきらめて受け入れようとしていることに憤りを感じ、書いたものです。 奇遇にも映画のテーマと重なる部分が多く、勝手に御縁を感じてしまいました」

佐藤祐市監督

「リリーさんには、中々お会い出来ませんでしたが、今回の映画に合う曲を探している時に、偶然リリーさんの唄を聞きました。何とも言えないパワーを感じ、是非と言う気持ちでお願いしました。台本を読んだリリーさんが、快く引き受けてくれた事に感謝します。多才なリリーさんの、予想を遥かに越えるパワーを頂きました」

(C) 2009 ブラック会社限界対策委員会

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』は11月下旬、シネクイント他 全国ロードショー。配給はアスミック・エース。