焼酎生産県である宮崎
宮崎県は、本格焼酎の製成量が全国2位という焼酎生産県。そのほか、完熟マンゴーや宮崎牛など、宮崎ブランドグルメは数多く、東国原英夫氏が宮崎県知事に就任してからは特に注目を浴びている。そんな中、東京・台場のホテル日航東京にて、宮崎県酒造組合と同ホテルの共催でイベント「みやざきの本格焼酎と食のフェスタ」か開催された。
同イベントは、宮崎の本格焼酎の試飲や、宮崎のブランド食材を使用したホテル日航東京オリジナルの料理が楽しめるという内容で、メディアなどから応募した一般女性200人が無料で招待された。さらに"宮崎のトップセールスマン"である東国原英夫宮崎県知事もサプライズゲストとして登場し、大いに盛り上がった。
宮崎は前述の通り焼酎生産県だが、酒造組合によってこのようなイベントが首都圏で開催されたのは今回が初めてとのこと。宮崎焼酎をより多くの人々に知ってもらう目的から今回の開催に至った。会場では、宮崎県内にある蔵元28社の焼酎が試飲可能に。さらに、宮崎牛や宮崎地鶏「みやざき地頭鶏(じとっこ)」、完熟マンゴー「太陽のタマゴ」、光センサーで糖度や熟度を検査した東国原知事命名の「めろめろメロン」など、宮崎名物がずらりと並べられた。その食材がホテル日航東京オリジナルのレシピで調理され、試食できるとあって、200人の募集枠に数千人の応募があったという。
宮崎の食材は"地"の酒と
これまで宮崎の食材についてアピールしてきた東国原知事は、「食材に関しては随分と有名になりました」とまずはお礼。続いて「宮崎は実は焼酎文化。焼酎の生産量は鹿児島についで全国2位ですが、個人消費は1位です。宮崎食材は焼酎に合う南ならではのものなので、ぜひ焼酎と一緒に」と、宮崎食材と共に宮崎焼酎を楽しんでほしいとアピールした。
宮崎焼酎の知名度もアップするといいですね、知事 |
宮崎焼酎の特色としては、そばや麦、米など各種揃っている点だと述べ、「きゅうりでつくった焼酎もある」と発言。しかし、実はピーマンやかぼちゃでつくった焼酎はあるものの、きゅうりの焼酎はないとのことで、慌てて「きゅうりを入れる飲み方があります」と訂正が入る一幕も。
知事自身もよく焼酎を飲むとのこと。「最近の焼酎は飲みやすいので、フルーツジュースで割ってもよいですね」と女性にも飲みやすい焼酎についても提案があった。
なお、同ホテル内のレストラン6店舗では、6月末まで「宮崎フェア」を開催中。今回のイベントで紹介された食材を使った料理が楽しめる。