本田技研工業は、水冷4ストローク1800ccエンジンを搭載した大型ツアラー「ゴールドウイング」シリーズの2009年モデルを6月12日より発売する。限定台数はスタンダードタイプが40台、エアバッグ・ナビが110台。価格は、スタンダードタイプが315万円、エアバッグ・ナビが3,675,000円。

ゴールドウイング <エアバッグ・ナビ>

ゴールドウイング

「ゴールドウイング」は、1975年に水平対向4気筒1000ccエンジンを搭載した輸出専用の大型スポーツモデルとして発売。以来、排気量を1500cc、1800ccへと拡大し、2人乗りでの長距離ツーリングの快適性を重視した、フラッグシップツアラーとなる。

2009年モデルは、ETCなどの装備に配慮してバッテリー容量を2Ah増量させた。「エアバッグ・ナビ」タイプは、スタンダードタイプをベースに、エアバッグシステムと、ビルトインタイプのナビゲーションシステムを搭載したモデル。音声案内などは従来モデルと同じだが、視認性を考慮してディスプレイをメーター下方へ配置した。車体色は、両タイプともパールアルパインホワイト1色となる。

主な仕様は、全長2,635mm×全幅945mm×全高1,525mm、ホイールベース1,690mm、シート高740mm、車両重量421kg、水冷4ストロークOHC 水平対向6気筒エンジン、1,832cm3(ボアφ74.0×ストローク71.0mm)、最高出力80kW(109ps)/5,500rpm、最大トルク161Nm(16.4kgm)/4,000rpm、5速リターン、セルフ式スターター、タンク容量25L、タイヤサイズ:前130/70R18 M/C 63H 後180/60R16 M/C 74H。「エアバッグ・ナビ」は車両重量428kg、その他の仕様は同じとなる。