「旅市(たびいち)」ロゴ

JR東日本はこのほど、地元民が企画した地域ならではの旅をパッケージ化したツアー新商品「旅市(たびいち)」を発表した。5月20日よりJR東日本の首都圏の主な駅の「びゅうプラザ」で販売を開始する。

同ツアーは、"地域に根ざした風土・文化"、"地産地消"、"人とのふれあい"をコンセプトに、宿泊施設や昼食場所、ガイドなど地域の観光に携わる地元の人が企画した旅行プランを集めたもの。旅行日程を2009年7月1日から9月30日までに設定している第一弾では、3エリア9コースを提供する。

「旅市」パンフレット

ツアー例として、宮城県・大崎市の「凛菜・上の家」が提案した「地元の人が農家レストランとして生き返らせた古民家で、田園風景を眺めながらおばあちゃんが作る地産地消の愛情たっぷり料理を楽しむ旅」、山形県・白鷹町観光協会提案による「紅花畑で地元の人に教えてもらいながら紅花摘みを手伝い、黄色に染まる紅花畑を眺めながら地元素材のお弁当を味わう旅」などが挙げられている。

各プランの料金は、1泊2日の大人1名料金を2~4万円台としており、秋以降は同社のエリア内で商品設定地域を拡大していく予定だ。