楽天証券は7日、「楽天FX」(外国為替証拠金取引)の「マーケットスピード」対応を7月にも実施すると発表した。それに先駆け、6月下旬には一部顧客にベータ版を提供する。
マーケットスピードは、同社が提供するオンライン・トレーディングツール。リアルタイム入金や市況状況チェック、現物注文、夜間取引、20種類以上の分析チャートといった、アクティブトレーダー向けの機能を持っているのが特長。今回は、利用者へのアンケート調査結果で、もっとも要望の多かった「楽天FX」における「マーケットスピード」対応を実現するに至ったという。
同対応により、為替レートや各種チャートを一つの画面に集約し、FX取引に必要な情報を一目で確認することが可能に。また、画面上には注文画面も表示されるため、様々な投資情報を見ながらリアルタイムに発注することもできる。さらに、従来は専用取引画面へのログインが必要だったが、株式等の取引画面からFXの取引画面への遷移がスムーズになり、「株式とFXの両方をストレスなく取引できるようになる」(同社)。