飛鳥新社は25日、料理研究家やまはたのりこさんによるレシピ本『なつかしごはん一行レシピ~あたたかな家庭の味 124選』を発売した。日本の代表的な家庭料理124品が、それぞれたった一行のレシピを頭に入れるだけで、何度も見直す必要なく、誰でもつくることができるというお手軽レシピ本だ。A5判横でオールカラー160ページ、価格は1,260円。

『なつかしごはん一行レシピ~あたたかな家庭の味 124選』

著者のやまはたのりこさん

本書は、やまはたさんによる「一行レシピ」本第2弾であり、前作『利酒師がつくる おつまみ 一行レシピ』(東京地図出版)は日本酒をおいしくするおつまみ中心だったか、今回のテーマはごはんをおいしく食べるための「家庭料理」。肉じゃがやグラタン、ハンバーグなどの和洋中の定番おかずをはじめ、ごはんのお供である汁物や漬物など、特別な日のお弁当まで様々なレシピが紹介されているとのこと。

また、同社編集担当者によると「すべてのレシピに英語訳が付いているので、日本食ブームの中で外国へのお土産にも最適」とのこと。やまはたさんは日本航空客室乗務員を経て結婚後、現「エコール 辻 東京」で日本料理を学んだ人物。自宅では少人数制の料理教室を主宰し、主な著書には『愛の料理 和食編』(旬報社)などがある。今回の著書に関しては「簡単、でも本物の味。それが私の『一行レシピ』です。一人でも多くの人に自分の手を使って料理をしていただき、何よりも『料理の楽しさ』を知ってもらいたい」と話している。

同書に収録されている「すき焼き」

「秋刀魚の塩焼き」

「鯖の味噌煮」