日本経済新聞社と日本経済新聞デジタルメディアは4月1日より、有料の個人向け投資情報サービス「日経ヴェリタスマーケットonline」を開始する。予約申し込みの受付は3月15日より開始している。

「日経ヴェリタスマーケットonline」サイト画面イメージ

同サイトは、個人投資家、マーケット情報に関心の高い一般ユーザーがターゲット。「市場がわかる」「会社がわかる」「資産がわかる」の3 つがわかる、をコンセプトに、業績関連のニュース・市況コラム、財務データ、チャート・管理ツールなど投資情報に関連する総合サービスを提供する。

また、相場の動きを追跡する読み物も盛りだくさん。日経QUICK ニュース社によるプロ向けの解説記事「NY 株ハイライト」、マーケットを多面的に読み解く市況関連コラムなども毎日更新。過去の資本政策を表示できるチャート、目的別にカスタマイズできる「銘柄フォルダ」など資産運用に欠かせないツールも数多く搭載されるとのこと。同社は、「市場が不安定さを増すいま、ニュース速報だけではわからない、より深い情報をタイムリーに『実況中継』し、資産運用を真剣に考える個人投資家を支援します」としている。

利用料は一般料金で月額2,100 円、6カ月割引料金で、6カ月9,450 円(月額1,575円相当)。また、日経ヴェリタス購読者は2009年4月末まで無料、5月以降は月額1,050 円で利用できる。登録は画面トップ右側ログインの新規登録より行う。

コンセプトごとのコンテンツ一覧

■会社がわかる

  1. 日経記者による業績予想記事「日経ビュー」、株価材料の解説「記者の目」、経営者へのインタビュー「経営ト-ク」など様々なジャンルのニュースで構成される「ニュースショット」
  2. 最新の業績、財務データ、監査意見まで閲覧できる"ネット版・日経会社情報"、「企業情報サーチ」
  3. 収益力や安全性などを36 項目にわたって複数の銘柄の実力をビジュアルに比較できる「銘柄比較分析」

■市場がわかる

  1. 東京、アジアの株式市場の相場概況や解説を時々刻々詳報する「市場概況」
  2. 「スクランブル」から「ウォール発・シティ発」――。マーケットを記者独自の視点で読み解く「デイリーコラム」
  3. 株式分割・併合など過去の資本政策をチャート上に表示する「プレミアムチャート」
  4. 中国、タイ、インドネシア、豪州――アジア支局が発信する「日経アジア・ビジネス・ニュース」

■資産がわかる

  1. 5種類250 銘柄まで目的別に分類でき、ニュース型・チャート型など好みの表示が選べる「銘柄フォルダ」
  2. 長期投資の参考データになる配当込みの収益率、「株式投資収益率」
  3. 景気敏感株かディフェンシブ株か――日経平均株価との連動性を示す「β値」