NHKの新番組『笑神降臨』(3月30日放送スタート)の記者会見が、3日、東京の同局で行われ、4月13日(月)の放送回に出演するインパルス・堤下敦と板倉俊之が出席した。

会見に出席したインパルス(左から堤下、板倉)

同番組は、毎週1組の芸人が出演し、29分間で、その芸人の魅力を一番引き出せるような芸と演出で、それぞれの"笑いの世界"にこだわろうというもの。出演は、次長課長、アンジャッシュ、インパルス、東京03、フットボールアワー、ますだおかだ、バカリズム、ドランクドラゴンが決定し、芸歴10年～20年の芸人たちが腕を競い合う。

同番組の出演に、堤下は「1組の芸人さんが約30分もネタをできるという番組は、今、あまりないと思う。いいきっかけを与えていただいたので頑張りたい」と真面目にコメント。板倉も「(今まで)テレビでできなかったネタもやらせていただけるので、興奮しています」と意気込んだ。また、初めて他局のネタ番組に出演したエピソードに触れると「あの時はありがたみが分からなくて、5年目ぐらいになって『ああいった番組はないんだなぁ』って思ってたら、今になって(NHKから)『あるよ! やるよ!』って言われて嬉しい限りです」と念願が叶った喜びを語っていた。

以前、コントをしている際に「一人だけ『ひゃっひゃっひゃ～』と笑ってる人がいて、"笑いの神様"だと思ったら、ホンコンさんだった」と会場を笑わせる板倉

テレビならではの見どころは「劇場にこられない方にも見ていただけることと、ライブでしかできなかった長いネタができること」と語る堤下

この日は、収録を控えての会見となったが、「勝手なイメージで、NHKが一番厳しいと思ってたんですけど、むしろ逆なんだなと思いました。え? これがOKなんだって(笑)。民放より(NHKの方が)こんなに自由なんですね。で、なんで破局されたんですか?」と、約1年前の、堤下とモデル・土岐田麗子との破局報道に触れたブラックジョークで締めくくる板倉。堤下も「ほんとに残念でしたよ。あんなチャンスもうないです」と、しんみりと応えていた。

一方、現在放送中の『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)へのライバル心を問われた板倉は「もともとショートコントができないんで…。こいつ(堤下)はできるんですけど(笑)。どっちかっていうと、尺調整があんまりできないから、僕は長い方がありがたいですね。『レッドカーペット』やれって言われると逆にビビります」と、マイペースで自分たちらしい芸に挑む。

『笑神降臨』は、総合テレビで3月30日(毎週月曜 24:10～24:39 全8回)から放送スタート。