ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は3日、地球規模での広告キャンペーンを展開すると発表した。キャンペーン名は「More People Around the World Go with Visa」。

アジア太平洋地域での同キャンペーンは、TVコマーシャルを皮切りに展開。現地の慣習や祭り、特徴的な色づかいなどに焦点を当てたインドと日本の映像が流れる。また、「Go」という二文字の言葉が効果的に使われていることも印象的だ。なお日本語版では、宇宙飛行士である毛利衛さんがナレーションを務めた。Visaはこのコマーシャルについて「カード利用者に人生において大切なのは持ち物を増やすことではなく、体験を増やすことなのだと思い出させてくれる」としている。

Visaのアジア太平洋地域マーケティング担当ジェネラル・マネージャー、ラジーブ・カプール氏は「『Go』 は世界中の人が知っている数少ない世界の共用語の1つです」と話す

Visaは昨年の新規株式公開(IPO)および組織再編により、6つの地域を1つに統合したグローバルカンパニーに成長。さらにマーケティング事業再編のため、世界規模のメディアバイイングおよびクリエイティブ制作を1つの持株会社の下に統合する取り組みを行っており、今回のキャンペーンはその一環と位置づけられている。