恋人との甘い時間に酔いしれている時にふと湧き上がる疑問。「もしかして、隠し事してない?」。そうした疑問は、恋人を持つ男女であれば誰しも抱くものなのかもしれない。とはいえ、恋人であればどんな些細なことでも話してほしいと思うのが当然(!?)のこと。ライフネット生命保険が19日発表した調査結果からは、そうした男女の聞きたくても聞けない(あるいは知られたくない)本音を窺い知ることができる。

同社は10代から50代の独身男女(544名)を対象に、「恋人に情報を開示して欲しいことは何か」と複数回答で尋ねた。その結果、男性が恋人(彼女)に情報を開示してほしいことのトップとなったのが「お金の使い道」で28.1%。次に「夢」(24.1%)、「人生設計」(22.6%)の順となった。一方女性が恋人(彼氏)に情報を開示してほしいことは「年収」(37.8%)が1位、2位以下は「持病」(33.0%)、「お金の使い道」(31.9%)となった。結婚などを含め将来のことを考えるためには、至極当然のことかもしれないが、互いに恋人のお金関係の情報に関心があることが分かる。

また、恋人に情報開示したくないことは何か(複数回答形式)との質問に対しては、男性が「携帯電話のメール送受信履歴」(20.1%)、女性が「体重」(35.2%)との結果に。ちなみに男性の2位以下は「貯金」(16.1%)、「携帯電話のフォルダ内の写真」(12.0%)。女性の2位以下は「携帯電話のメール送受信履歴」(25.6%)、「体脂肪率」(25.2%)。携帯電話の中には隠しておきたい情報があることが推察される結果となった男性に対し、女性は体重や体脂肪などを隠したがる傾向にあるようだ。