わたらせ渓谷鉄道(群馬・みどり)はこのほど、同鉄道の12駅で「ボランティア駅長」の募集を始めた。愛称は「ふるさと駅長」で、2月28日まで応募を受け付ける。採用された場合は3月28日の「わたらせ渓谷鐵道開業20周年記念式典」で委嘱式を行い、同日から2009年3月31日までの業務が委嘱される。ボランティア駅長に報酬はないが、帽子と腕章が貸与されるという。さらに「ふるさと駅長の身分証」を交付し、同鉄道の全線の運賃を免除するとのこと。
ふるさと駅長を募集する駅は下新田駅・運動公園駅・上神梅駅・本宿駅・水沼駅・花輪駅・中野駅・小中駅・神戸駅・沢入駅・原向駅・間藤駅の全12駅。応募条件は鉄道業務に関心があり、無人駅近隣に在住していること。1日1回以上駅構内等の点検ができ、沿線情報に詳しいこと。高校生でも応募可。なお、駅長の氏名および顔写真を各駅に掲出するほか、報道機関にも紹介するため「氏名および顔写真の公表を承諾できること」も条件となる。
業務の委嘱内容は「1日1回以上の駅構内等の点検」、「緊急を要する際の報告・連絡」、「駅構内の美観維持(清掃)等」、「掲示物の掲出・撤去」、「お客様への情報提供」、「業務月報」とのこと。応募方法など詳しくはこちら。