総合福利厚生代行の最大手であるリロ・ホールディングの子会社、リラックス・コミュニケーションズはこのほど、「福利厚生倶楽部」会員企業の従業員のうち独身者限定で、出会いの場を提供する社外交流プログラム「リロキューピット」を開始した。
同社は、晩婚化・非婚化が進んでいることの最大の要因を「出会いのきっかけがない」ことと分析。また、「以前より会員企業の人事担当者から、多忙な従業員に対し、社外活動による充実した私生活、さらには社外活動の中での最良のパートナーとの出会い、そして幸せな結婚を実現するきっかけとなるようなコンテンツ開発に対する要望を多くいただいていた」ことから、同プログラムを考案した。
対象は、同社が福利厚生代行を行っている約7,000社における、生活・レジャー分野のメニューを格安で提供する会員制サービス「福利厚生倶楽部」の独身会員。各種イベントを企画して出会いの場を提供する。第1回目は22日に豪華客船「ロイヤルウィング」で開催され、300人以上もの応募者から抽選によって選ばれた男女各15人が船上ディナークルーズに参加するという。
現在、同社は結婚適齢期の独身社員による「リロキューピット」企画運営の専門チームを結成し、3年後には年間開催数60回、延べ参加者数6,000人、結婚成約者100人を目指しているという。なお、第1号の結婚成約者には、同社より「結婚式および新婚旅行にかかる費用相当分の全額」を進呈されるとのこと。同社は「従業員のプライベートが充実することにより、労働意欲も高まるといった副次的な効果や、少子化、晩婚化、非婚化対策にもつながると期待されている」とコメントしている。