フォートラベルは19日、年末年始の海外旅行先人気ランキングを発表した。同ランキングは、同社が運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の「海外ツアーしぼりこみ検索サービス」での検索数を元に集計したもの。同社が今年8月に行った調査によって海外旅行者の75%以上が出発日の2カ月前には予約を完了していることが判明したため、検索の対象は年末年始2カ月前にあたる10月末から11月中旬とした。

年末年始の人気旅行先ランキング

順位 エリア名
1位 ソウル
2位 ホノルル
3位 グアム
4位 台北
5位 香港
6位 バンコク
7位 パリ
8位 バリ島
9位 上海
10位 サイパン
「旅行のクチコミサイト フォートラベル」調べ

海外旅行先として最も人気を集めたのは「ソウル」。羽田空港からの直行便が多いことや、昨今のウォン下落などにより現地での滞在費を比較的安く抑えることができることから人気となっているようだ。2位の「ホノルル」や3位の「グアム」は年末年始に訪れる旅行先としては「定番」となっており、特に子ども連れの旅行者に人気が高いという。ランキングでは総じてアジア圏の人気が目立つ結果となっており、これについて同社は「燃油サーチャージ高騰の影響が比較的少ないことが一因と考えられる」と分析している。

なお、出発日として検索数が最も多かったのは12月27日だった。今年度の年末年始は暦の関係で9連休になる企業が多いとされ、休み始めとなる27日を筆頭に26日や28日を出発日とした旅行を検索する人が多かったという。