養老鉄道(本社: 岐阜・大垣)はこのほど、『養老鉄道開業1周年「ます」型記念きっぷ』を発売した。清酒を注ぐ升がそのままきっぷになっており、愛称は『のり「ます」きっぷ』。木升の生産で全国シェア80%を占めるという大垣特産の升を使っているとのこと。
販売場所は同鉄道の大垣、多度、駒野、養老、揖斐の各駅で、5区間の普通片道乗車券が販売されている。内訳は「大垣駅発 - 揖斐駅または養老駅(400円区間)」、「多度駅発 - 大垣駅(670円区間)」、「駒野駅発 - 大垣駅(500円区間)」、「養老駅発 - 大垣駅(400円区間)」、「揖斐駅発 - 大垣駅(400円区間)」。発売数は大垣発が1,000枚、その他が500枚。発売価格は各区間の運賃と同額で、販売期間は12月31日まで。ただし限定数に達した場合は販売終了となる。
養老鉄道は近畿日本鉄道の養老線の運営を引き継ぐために設立された鉄道会社。10月1日で開業1周年となった。