女優の黒川智花が6日、都内にて行われた演劇集団キャラメルボックス2008クリスマス公演『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』の制作発表会に出席した。
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西川(左)と黒川。「全力で観に来てくださる方に想いを伝えたいです」と黒川 |
同作は、クリスマス間近のある日、テレビの脚本家である父(西川浩幸)のもとに14年前の離婚以来会っていなかった作家志望の娘(黒川智花)が訪ねてきたことからはじまるハートウォーミングストーリー。今回、作・演出を務める成井豊と真柴あずきが、脚本を手がけたドラマ『雨と夢のあとに』(テレビ朝日ほか 2005年)、『てるてるあした』(テレビ朝日ほか 2006年)に主演した黒川が、初舞台に挑む。
黒川は、「ずっと舞台に出たいと思っていました」と語り、初舞台出演のオファーには「『やっときたか!』という感じです。念願の舞台に立てて嬉しいです」と意欲満々。今回、父親役を演じる西川とは既にドラマで共演しており、初対面から変わらぬことを聞かれた西川が「会うたびに挨拶する前に笑われるんですよ」とツッコむと、黒川から「(西川に)会うと元気になるし、好きなんです。だから、見かけると笑っちゃうんです(笑)」と小悪魔的な発言も飛び出していた。
また、初舞台にして主演となる黒川について、成井は「可愛くていい子だな、という第一印象を裏切らない子」、真柴は「マーガレットが咲いているよう。智花ちゃんの笑顔が支えてくれています」、西川は「芯のある子」と絶賛。3人のコメントを聞いた黒川は、照れながらも「みなさんに褒めていただいてすごく気分がいいです~」と満面の笑みを浮かべていた。
最後に、同劇団の看板俳優でもある西川が「1年の最後を締めくくるクリスマス公演は特別なもの。1年間の感謝を込めて舞台に立ちたいです」と11月からの公演に向けた抱負を述べていた。
『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』は、11月1日(土)の札幌公演を皮切りに、神戸、名古屋、東京と12月25日(木)まで上演される。公演詳細はこちら。