クォン・サンウ(右)とチャ・イェリョン

WOWOWは19日より、クォン・サンウの魅力をたっぷりと堪能できる韓国ドラマ『BAD LOVE~愛に溺れて~』を放送する。同作は、クォン・サンウが約3年ぶりに主演した最新韓国ドラマで、TV「火の鳥」で脚光を浴びたイ・ユジンの脚本でおくる、愛に溺れていく男女の三角関係を描いたドラマチック・ラブストーリーだ。

物語は、男女の三角関係が軸に描かれる。ニューヨークでポップアーティストとして活躍するクォン・サンウ演じるカン・ヨンギ(クォン・サンウ)と、自らの成功という野心のために愛してもいない女性と結婚を決めるイ・スファン(キム・ソンス)。そしてその2人の間で揺れる女性が、初恋の男にすべてを捧げようとするチェリスト、ナ・インジョン(イ・ヨウォン)。この3人に共通するのは、それぞれに、かけがえのないものを失っているということだった。彼らをめぐる物語は、韓国・済州島を舞台にして始まる。

インジョンとの出会いが、ヨンギの運命を大きく変えることに……

「その代償は受ける。彼が必要だから」

美しきチェリスト、インジョンは、済州島のホテルでスファンと運命的に出会い恋に落ちる。が、後にインジョンは、スファンから自分には妻がいると知らされる。そして、スファンの妻・カン・ジュラン(キム・ガヨン)に2人の関係のすべてが知られ、インジョンはスファンから別れを告げられる。一方、ジュランの父で、大企業の会長であるカン・ウテク(パク・グニョン)と、その愛人の間に生まれたヨンギは、本当の愛が何かをも知らずに育ちながらも、ジョエン(チャ・イェリョン)と恋に落ちる。父・ウテクの強い反対にあい、深く愛していたジョエンを自殺に追い込んでしまう。悲劇的な彼女との別れに絶望し心に傷を負った。それから5年。変わり果てた姿となりひっそりと暮らすインジョンはヨンギと偶然に出会う。恋で傷つき、もう二度と誰も愛さないと心に決めた2人だったが、少しずつお互いに惹かれあい、愛し合う仲になる。しかし、そんな2人の前に、ある日、スファンが現れ、「まだ忘れられない」とインジョンへ思いを伝える。3人の運命が絡まり……。

10月には主演映画『宿命』が日本公開されるクォン・サンウ

脚本を読んだサンウは、自ら同作の主演を切望したという。そのサンウは、TVドラマ『天国の階段』(2003~04年)、『悲しき恋歌』(2005年)で日本で人気を博し、映画『美しき野獣』(2006年)、『青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~』(2006年)での熱演も記憶に新しい韓国トップ・スター。同作は、そんな彼が約3年ぶりにTVにカムバックした話題作だ。

ドラマのオリジナル・サウンド・トラックにも注目。SHINHWAのシン・ヘソン、Tei、T(ユン・ミレ)など、豪華なK-POPアーティストがこのドラマに参加している。ドラマを盛り上げる叙情的なメロディーと美しい映像を合わせて堪能したい。

韓国ドラマ『BAD LOVE~愛に溺れて~』は9月19日(毎週金曜20:00~)放送スタートする。

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