有名キャラクターのアクション大作映画『インクレディブル・ハルク』(8月1日公開/ルイ・レテリエ監督)のジャパン・プレミアが東京国際フォーラムで22日に開催され、ハルクに変身する主役ブルース・バナー(エドワード・ノートン)の日本語吹き替えを担当する水嶋ヒロが舞台挨拶に駆けつけた。

青森ねぶた祭りで「ハルクねぶた」を引く青森山田学園の学生たちと水嶋ヒロ

水嶋と共に舞台に上がったのは、何と山車に乗った和風ハルク。劇中に登場するハルクとほぼ同じサイズで作られたという巨大な「ハルクねぶた」は、映画公開を記念して特別に作られ、このジャパン・プレミアでお披露目された。公開日翌日の8月2日から行われる青森ねぶた祭にも登場する。

舞台では水嶋さんがねぶたに「ハルク」と毛筆で大きく名入れ。やや緊張したせいか「うまく書けなかった」と悔しがる場面もあった。

「ハルクねぶた」は数々の賞の受賞経歴がベテランねぶた師、北村隆さんの制作

『インクレディブル・ハルク』が洋画吹き替えへの初挑戦となる水嶋さんは、芸能活動を始める前からのエドワード・ノートンのファン。「この仕事は本当に光栄でした」と目を輝かせて語った。水嶋さんは子ども時代をスイスで過ごしており英語が堪能だが、吹き替えの演技では英語と日本語との溝に苦労したという。だが「機会があればもう一度やってみたい」と意欲をのぞかせた。

映画の内容については「切ないラブストーリーと感動できるドラマがあり、大人から子どもまで楽しめる作品。ぜひ楽しんでください」とアピールしていた。『インクレディブル・ハルク』は8月1日(金)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー。

(光岡三ツ子/Planet Comics.jp)