秋葉原アイテム巡り - 発売ラッシュの谷間だが、胸の谷間は湧き出る泉のごとし

今週はゲーム、DVD、CDの発売ラッシュ谷間。しかし、注目タイトルが発売されているので、チェックは怠らないように! フィギュアは、あの娘たちの谷間がいっぱい!!

スパロボ人気は相変わらず

バンダイナムコゲームスのバンプレストレーベルより『スーパーロボット大戦A PORTABLE』が、プレイステーション・ポータブル専用ソフトとして19日に発売。2001年にゲームボーイアドバンス専用ソフトとして登場してから、7年の時を経て復活となった。特筆すべきは、そのグラフィックとサウンドはもちろん、システム面での大幅な改良だ。ゲームボーイアドバンス版の"サポートアタック"と"サポートガード"が、今作では「スパロボ」シリーズをプレイしてきた人にはお馴染みの"援護攻撃"と"援護防御"システムに変更されている。メーカー希望小売価格は6,615円。なお、数量完全限定として同ゲームの「公式熱血指南書」がついてくる。

任天堂からは『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』が、Wii専用ソフトとして発売。つい先ごろはカートで活躍したりと何かと忙しいマリオだが、今回は野球ゲームで活躍する。Wiiならではの特徴を活かし、Wiiリモコンを振って"投げる"、"打つ"、"守備"、"走塁"ができる。基本はWiiリモコンの「たてもち」(「よこもち」にも対応)なのだが、一部ヌンチャクも使用可能だ。メーカー希望小売価格は5,800円。

コーエーからは、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で４』が発売された。プラットホームはプレイステーション 2とWii。平凡な女子高生の主人公があるきっかけで、自分が異世界の"姫"であることを知る……といったところから物語はスタートする。プレイステーション 2版では「通常版」(メーカー希望小売価格7,140円)、「プレミアムBOX」(メーカー希望小売価格9,240円)、「トレジャーBOX」(メーカー希望小売価格13,440円)の3種類での展開。Wii版については、いわゆる「通常版」のみ(メーカー希望小売価格7,140円)の発売。

アイディアファクトリーからは『スペクトラル フォース ジェネシス』が19日にニンテンドーDS専用ソフトとして発売。ジャンルは戦略シミュレーション。ニンテンドーDSを舞台に"新しい歴史"が始まる……。こちらは、「通常版」と「限定版」での発売で、「限定版」には"特製設定イラスト集"と"オリジナルサウンドトラックCD"が付属している。メーカー希望小売価格は「通常版」が5,040円、「限定版」は6,090円。

LiaのライブDVDで感動して、「ウッーウッーウマウマ」で元気になろう!!

ポニーキャニオンより『Lia COLLECTION LIVE "THE LIMITED" at Zepp Tokyo 2007.9.17』が、18日にリリースされた。昨年6月20日に、これまでの活動の軌跡を集約した「Lia/LIA COLLECTION ALBUM -Special Limited BOX」という初のベストアルバムを発売したLia。内容は、そのアルバムの発売を記念して昨年9月17日のZepp Tokyoにおいて行われた一夜限りのライブを収録したものとなっている。全24曲を収録。価格は5,250円。

Revoといえば、「物語音楽」という新しいジャンルを確立したサウンドクリエイター。そして、劇場版『空の境界』主題歌プロジェクト「Kalafina」でも有名な梶浦由記。その2人の夢のコラボが実現した作品「Dream Port」が18日にキングレコードより発売された。収録曲は「砂塵の彼方へ…」(Revo&梶浦由記Presents "Dream Port 2008"」メインテーマ)と「sand dream」(梶原由記による「砂塵の彼方へ…」のアレンジVer.)。また、DVDが付属しており、2008年4月29日より始まったコンサート「Revo&梶浦由記 Presents"Dream Port 2008"」の同曲のライブVer.が収録されている。価格は1,800円。

「THE IDOLM@STER MASTER LIVE 04 my song」が18日にコロムビアミュージックエンタテインメントより発売された。この「MASTER LIVE」シリーズも早いもので、これが第4弾。今回は「my song(M@STER VERSION) オリジナル・カラオケ」を含む全11曲(ラストはボーナス・トラック・トーク)。もちろん、開演の挨拶から始まっている。価格は2,000円。

続いては、とうとうフルアルバムがでたぁーと叫びたくなるような作品。エグジットチューンズ/ポニーキャニオンより、キャラメルの「ウッーウッーウマウマ(ﾟ∀ﾟ) SPEEDアルバム」が18日に発売された。収録曲は「ウッーウッーウマウマ(ﾟ∀ﾟ)(Speedycake Remix)」、「m9(＾Д＾)ﾌﾟｷﾞｬｰ (Speedycake Remix)」、「(´･ω･)人(・ω・｀)ﾅｶｰﾏ (Speedycake Remix)」など全15曲。全曲スピードミックス(通常の1.2倍の速度でBPM150以上)となっている。価格は2,000円。

今週はコトブキヤ祭り!?

「毎月15日はリボルテックヤマグチの日」とのことで、海洋堂から今月発売された作品から。通常は2体の発売なのだが、先月に続いて今月も3体が同時発売されている。まずは、『天元突破グレンラガン』から「ラゼンガン」が登場。仕様はノンスケール(全高約125mm)、素材はABS/PVC。全身38カ所可動で、リボルバージョイントは11カ所に使用。ボーナスパーツは長距離攻撃型ドリル×2、腹部オプションパーツ×1、オプションハンド×4、ディスプレイベース×1。そしてグレンウィング基部(「グレンラガン用」)となっている。

続いては『マクロスプラス』から2体。「YF-19/イサム機」と「YF-21/ガルド機」だ。「YF-19/イサム機」の仕様はノンスケール(全高約95mm)、素材はABS/PVC。全身43カ所可動で、リボルバージョイントは13カ所に使用されている。ボーナスパーツはピンポイントバリア×3、ガンポッド×1、肩アーマー×2、脚部プロペラントタンク×2、オプションハンド×4、ディスプレイベース×1。「YF-21/ガルド機」はノンスケール(全高約100mm)で素材はABS/PVC。全身46カ所が可動し、リボルバージョイントは14カ所に使用されている。

wave(ウェーブ)からは、"トレジャーフィギュアコレクション"より『世界樹の迷宮』シリーズ第3弾となる「パラディンの女の子」が発売された。この作品は先月末発売の予定から発売が延期されていたもの。仕様はノンスケールのPVC(一部ABS)塗装済完成品。また、アトラスの日向悠二氏が監修しているので、クオリティは保障済み。メーカー希望小売価格は4,935円。

ジュンプランニングより『ハヤテのごとく』の「桂ヒナギク」が発売。1/8スケール(全高約210mm)のATBC-PVC/ABS塗装済完成品。躍動感のあるポージングと、それにあわせて揺れているスカートの動きが彼女の特徴を表している。また木刀・正宗もしっかり付属している。メーカー希望小売価格4,300円。

同じくジュンプランニングからは『ゼロの使い魔 双月の騎士』の「ルイズ」が登場。やっぱり「ルイズ」には"ツン顔"が似合う。杖とムチは持ち替えが可能で、ムチのしなり具合もナカナカ。胸の谷間はないけれど、セクシーコスチュームでお仕置きって感じ? 1/8スケール(全高約170mm)のATBC-PVC/ABS塗装済完成品。メーカー希望小売価格は4,300円。

コトブキヤの「ヴィーナス オン ザビーチ!」シリーズから第四弾となる『DEAD OR ALIVE Xtreme 2』の「HITOMI」(ヒトミ)がテクモオンライン限定版として発売された。フィギュア版「魔女っ子システム」を搭載。シャチボート型の台座はお気に入りの角度に動かすことが可能。パッケージの中からは見えないが、もちろん下は水着を着用しており、メロンみたいな胸が強調されてセクシーさ爆発。1/6スケール(全高約200mm)のPVC/ABS塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は9,240円。

同じくコトブキヤより、あのPCゲームメーカー「Key」が生み出した『リトルバスターズ!』から「棗 鈴」(なつめ りん)が登場した。極端な人見知りで一匹猫な彼女。その彼女のパッと動く瞬間をフィギュア化。作中での"アホなヤツ"や"群がる猫"たちを威嚇するときに発現する「猫耳」と「別表情」が付属している。1/8スケール(全高200mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は5,775円。

こちらもコトブキヤから。『シャイニング・ティアーズ』のヒロインである「エルウィン」を『シャイニング・ウィンド』に登場したときの姿でフィギュア化。全体的な色合いも優しく、コスチュームはもちろんのこと全体的にイラストを再現化することに力を入れた作品だという。1/8スケール(全高210mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望価格は6,090円。

さらに同社からは、アリスソフトのPCゲーム『超昂閃忍ハルカ』より「閃忍ナリカ」が発売された。この作品は「通常版」と「限定版(ダメージVer.)」での展開。手裏剣型のベースも、この作品のイメージをうまく表している。1/8スケール(全高約185mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望価格は各5,775円。

21日から公開となる映画『インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』にあわせて、パーソンワークスとコラボしたフィギュアが発売された。こちらもコトブキヤから。しかも「インディ」と"いぶし銀"の親父「ヘンリー」が同時に発売。全高120mmの塗装済ソフビフィギュアで、メーカー希望小売価格は各2,940円。

こちらもコトブキヤの新作。カプコンの人気ゲーム『デビル メイ クライ 4』から「ダンテ」が発売。今作ではすっかり貫禄もついて渋さも出てきたダンテが、着地した瞬間を立体化したものだ。ダンテと言えば赤のコート。その動きなども忠実に再現してある。ノンスケール(全高約180mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品。差し替えパーツで「リベリオン」か「エボニー&アイボリー」を構えたポーズが楽しめる。メーカー希望小売価格は9,240円。

この作品もゲームから。マイクロソフトのゲーム『HALO 3』より「マスターチーフ フィールド オブ バトルver.」が、コトブキヤから発売となった。今回のチーフは"バブルシールド"と呼ばれるバリアを展開。付属する武器は「アサルトライフル」と「サブマシンガン」2丁で、背中に銃をマウントする姿も再現できる。ノンスケール(全高約260mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は10,290円。

『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』(1998年劇場公開)に登場する「ブラックサレナ」が、コトブキヤよりプラキット化されて発売。「ブラックサレナ」とは黒百合のこと。その花言葉は……「呪い、そして恋」。黒い装甲の下には「エステバリスカスタム」が隠されており、キットも一部差し替えにより「ブラックサレナ」と「エステバリスカスタム」が再現できる。完成時の全高は「ブラックサレナ」が約170mm、「エステバリスカスタム」が約110mmとなっている。メーカー希望小売価格は8,190円。

バンダイからは、『新機動戦記ガンダムW』より「HCM Pro 55-00 ウイングガンダム」が発売された。言わずと知れた主役MSで、搭乗するのは「ヒイロ・ユイ」だ。本製品もモビルスーツからバードモードへ完全変形が可能なほか、バスターライフルとビームサーベル(ビームon/ビームoff/ドラマティックエフェクトの3種)、そしてビームサーベルの格納ギミックを再現したシールドが付属する。メーカー希望価格は2,940円。

同社からは「MG 真武者頑駄無」も発売。"武者甲冑"を再現するためにフロントアーマーは節ごとに可動し、脚の可動に合わせてしなる。さらに左の腰部に装備できる刀「日輪丸」は鞘から抜くことが可能。また、槍「散光丸」、薙刀「電光丸」、火砲「種子島」はバックパックに装着することもできるなど、MGならではの豊富なギミックを搭載している。メーカー希望小売価格は5,250円。

取材を終えて

今週は紹介するアイテムが少なめと見積もりつつ秋葉原に臨んだのだが、いざ取材するとフィギュアのアイテム数に押され、結構な数になっていたりする。今週がこんな調子なら、来週のゲームとDVDの発売ラッシュは一体どうなることやらと、ひとり青ざめている筆者でありました。そんなわけで、来週はボーナス商戦とあわさり、怒涛の新作アイテム群を紹介できると思います。乞うご期待。