『フェイス/オフ』や『ミッション・インポッシブル2』などで知られる映画監督ジョン・ウーの最新作『レッドクリフ』の撮影現場で、スタントマンが死亡する事故が起こった。 『レッドクリフ』(原題:赤壁)は『三国志演義』を映画化したもので、赤壁の戦いを中心に描くアクション映画。トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイーらが出演する。
事故は北京に組まれたセットで起こった。小さな船を次々と大型船に衝突させて炎上させるというシーンだったが、炎の勢いが増してコントロールができなくなり、大規模な火災に発展してしまったという。この事故で23歳のスタントマンが死亡し、6人が重軽傷を負った。
ウー自身は作品のプロモーションで香港に滞在していたが、訃報を聞いて現場に取って返した。
『レッドクリフ』は中国では7月、日本では10月に公開される予定だが、この事故により日程が変更されるか否かは明らかにされていない。