シンガポール航空は20日、総2階建て大型航空機エアバスA380を日本路線に初めて就航する。日本への初就航便となるSQ636便は、シンガポール・チャンギ空港を5月20日0時40分(現地時間)に出発し、成田空港に8時30分到着する予定。その後は21日より、1日1往復の定期運航を行う。

写真は4月に「赤坂サカス」にて一般公開された、20分の1モデルのシンガポール航空A380

シンガポール航空のA380は総座席数471席。ファーストクラスを上回るクラスとして新設された"シンガポール航空スイート"12席、ビジネスクラス60席、エコノミークラス399席からなる3クラス制となっている。シンガポール航空スイートでは、座席とは別にベッドを備え、ビジネスクラスでは幅87cm、フルフラット対応の座席が用意されているという。また、3クラスすべてに搭載された機内エンターテインメントシステム「KrisWorld(クリスワールド)」では、1,000以上のプログラムとオフィス・アプリケーションなどが使用できるとのこと。

同社では「最新の機内設備を搭載したA380をいち早く日本路線に導入し、日本のお客様に世界最高レベルの快適な空の旅と優れたサービスをご提供できることをうれしく思う」とコメントしている。

A380シンガポール 東京路線 就航便運航スケジュール

便名 運航日 出発時刻 到着時刻
SQ636シンガポール発 東京着 5月20日 00:40 08:30
SQ637 東京発 シンガポール着 5月20日 13:00 19:05

A380シンガポール 東京路線 2008夏期スケジュール

便名 運航日 出発時刻 到着時刻
SQ638シンガポール発 東京着 5月20日以降毎日運航 23:40 翌日07:30
SQ637 東京発 シンガポール着 5月21日以降毎日運航 11:30 17:35