新生銀行は、「新生・トロイカ ロシアファンド」の取り扱いを開始した。当初募集期間は29日15時まで(電話は14時30分)で、設定日は30日となる。また、継続募集は同じく30日から開始する予定となっており、申し込み単位は1万円~。
同ファンドは、国内初となる現地ロシアの現地運用会社による公募投資信託。ファンド・オブ・ファンズ形式で、ロシア金融取引所に上場する成長性のある有望株式を対象とし、中長期的な運用を目指していく。
また同ファンドの主要投資対象となる投資先ファンドは、ロシア大手投資信託運用会社であるトロイカ・ダイアログ・アセット・マネジメントが運用。新生銀行は、「トロイカ・ダイアログ・アセット・マネジメントは、ロシアの民間投資銀行としては最も長い16年の歴史を持つところであり、その豊富な経験と実績をもとにしたリサーチ体制には定評がある」と評価している。
ロシアは近年、世界有数の天然資源を持つエネルギー大国として注目を集める。GDPについても確実な伸びを示しており、外貨準備高は中国、日本に続く世界第3位となっている。